第5話 対戦

ここは16番隊本部 名を霊音りょうおんと言う

「隊長〜」

鬼失が言った

「どした?」

りょうが返答した

重狂シュヴェーアとの対戦ってもう1週間しかないですけど16番隊は今まで何もしてないですけどいいんですか?」

「ああ、問題ない」

りょうは真剣そうに返答した

「どうしてですか…?」

「それに関しては私が答えるっす」

音音おとねは言った

「16番隊はそもそも完成された想極力クレエ能力者が極めて多いんっす

例えば鬼失、あなたのであれば想像したものを創造できる「創造クリエイト」という能力、その能力と匹敵する叉解さとの想像したものを破壊する「朽ちろフェネ」とか強いのばっかじゃないっすか」

「なるほど…」

「ま、私が一番強いっすけどね」

音音おとねは自慢そうに言った

「ゑ、じゃあ隊長より強いんですか?」

「うーん、強いっすよ!!」

音音おとね後で話し聞こうか」

後ろにりょうがいた


「隊長いたんすか」

「ああ、ずっといたよ ちゃんと返答とかしたじゃないか」

「ごめんなさいっす」


──7日後


「よぉ、ぶっ殺すぜ否狂対抗部隊フォルの野郎ども」

ωオメガ複鳥 燦々ふくどり さんさん

「口が悪いですよωオメガ

χカイ 開平 貝無かいへい ばいむ

「早く倒して帰ろうぜ〜」

ηエータ仲班 斑ちゅうはん まだら

「集中しなさい、ηエータ

θシータ 滅却 涅斑くいんす くろつちまだら


「こいつら…ほんとに強いのか…?」

8番隊隊長 十刀 空河じゅうとう くうがが言った


「強いですよぉ」

誰か2人が言った


「だれっすか貴方達」

音音おとねが言った


「私たちは、2人で1人の階級σ・ςシグマ藍想 合計あいそう ごうけい藍想 総和あいそう そうわだよよろしくね」

2人同時に話している

音音おとねは背筋が凍った


霊は訝しんだ

「他の奴らはどこだ」

「何処だろうねぇ」

燦々は言った


「俺は!他の隊の所に言ってくる!音音おとね!ここを頼む」

「了解っす」

「先ずは私達と戦ってよ、その『音音おとね』って人」

「ああ、いいっすよ」


2人の運命ツインズ・ディスティニー-σ波動,ς吸収』

合計が波動を撃った

「この程度っすか?」

『音響調整-D/Cディー・オン・シー

合計の波動は消し去る事が出来たが、総和に全て吸収され無効された

「なるほど…鬼失!頼めるっすか?」

「勿論ですよ!」


創造クリエイト-スピーカー』

「ありがとうございますっす」


『音増加』

音音おとねの音が徐々に大きくなり高くなった


「く…少しコア浮かび上がるか…」

合計のコアが浮かび上がった


朽ちろフェネ-コア

合計のコアは破壊されたが総和のコアは破壊されなかった


「…合計!」

「よし…後1人…」

「死んだと思った?」

コアを破壊したはずの合計が言った

「お前…なんで生きてるんっすか」

「言ったでしょ?21ってまぁネタバラシするなら2人同時にコアを破壊しないと私たちを殺せないってこと」


「なるほど…そうゆうことっすか」


『二重演奏-エレキギター・ピアノ』


「く…別々に音波を出してきたか…」

「お総和の吸収は一つの攻撃しか吸収できないと考えたっすけど、当たりみたいっすね」

合計・総和のコアが剥き出しになった

「鬼失!今の内に破壊するっす!」

「了解」

創造クリエイト-2丁拳銃』


一発打ち、合計と総和のコアを破壊した


「よーし!重狂シュヴェーアの1人撃破〜」

2人(音音おとね・鬼失)は喜んだ


“勝った気にならないでほしいなぁ”

そこには額に「Σシグマ」が浮かび上がり1人に合体している合計・総和がいた

「第二ラウンドと行こうか」

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