真中の短歌集

真中 こころ

第1話 上の空 ながめふるよは つゆみたい 

上の空

ながめふるよは

つゆみたい

不意にやんでさ

気づいたら2じ



─── ─── ・ 。゚☆⋆ ☽ ⋆ ☆ 。゚. ─── ───


和歌などによく用いられる掛詞かけことばってご存知ですか?

簡単に言えば、ひとつの言葉にふたつ以上の意味を持たせる技法です。

和歌(特に百人一首!)が大好きなので

私もできる限り沢山の意味に捉えられるような歌を詠んでみました!


case1

長雨ながめが降りしきる。

世の中はもう梅雨らしい。

突然止んだと思ったら、上空には虹がかかっていた。


case2

なんだか心が浮ついて落ち着かない。

ぼーっと物思いにふけってる夜はつゆのようにはかなく不安定だ。

思いがけず病んでしまって、気づいた時には2時だった。

                                    etc.


あなたにはこの歌がどんな風に聞こえましたか?

是非教えてください。



長雨ながめるは古語じゃん!ってツッコミが聞こえてきそうですが、

それも味ということで勘弁してください!


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