【短編】スラーヴァ・ヴァリアール！～辺境に追放された悪役令嬢は、カルト教団を作って神となる～

「セラフィマ・ザリーナ・ドラガレヴァ、貴様との婚約を破棄する！」
闇魔法を授かり“神に見放された存在”とされた公爵令嬢セラフィマは、「暗黒令嬢」と蔑まれ続けてきた。
義妹・アリシェラの陰謀で、無実の罪で皇太子に婚約破棄されたうえ、辺境の地ヒゴクへ追放されてしまう。
頑張ってきたのに何でこんな目に…「На хуй Бога!（F##K you GOD!）」

辺境の地は紛争の絶えない荒れ果てた場所。
だがセラフィマは「役立たずの神の変わりに、私が神になる！」と宣言し、通訳・モグラと共にカルト教団を設立する。

これは、追放された暗黒令嬢が“神”として世界を支配するまでの、痛快で壮絶な革命譚。

スラーヴァ・ヴァリアール《暗黒令嬢万歳》！！！