エピローグ

青年は今も大きな歪みを持ちながらこの空の下で生きている。そしてユウとはネットの関係ではあるものの未だに兄弟として生きている。青年はきっとこれからも穢れと悪夢を受け続けながら生きることになるだろう。だから青年が今後生きている保証はない。そして青年は地獄以外のものは信じていない。天国も神も仏も人間が縋りたいから創り出した幻想なのだと。だからここで青年のお話しは一旦お終いだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

穢れた男の涙 @Karasu72noko

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る