私たちが過ごした青春の1ページ

机に置き忘れた日記帳から始まったのは、かけがえのない小さな交流。
女子高生・流川ちひろは手紙をきっかけに、小倉紬と交換日記を始める。
ページをめくるたびに心が揺れ、言葉と色彩の世界が広がっていく。
やがて辿り着く朱華とは――
余韻の美しさに浸れる、胸に響く青春小説。