#2

水の音がする方へ足を進める。

中は真っ暗だが両手を広げれば壁に手が付く。

水の落ちる音が俺の心音とリンクして早くなる。

ある程度進むと上から光が差し込んでいてその下に水溜りがあった。

見てみると飲水として使えそうなくらい透明度がすごかった。

手ですくい上げ一口飲む。

「お!美味い!」

これは良い場所を見つけた。

俺は来た道を戻ることにした。


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