『憂慮』「カクヨム短歌賞1首部門 応募作品」

ましまろう。

『憂慮』

生きるため働き稼ぐザクザクと貯まる金より削れる命


金金金信じるしかない価値がある ただの紙切れなどではない


指先のペンを振るう人々は剣を刺す刺す正義に酔って


怖い怖い無駄を恐れ速めてく時間を求め何が残った?


許されない一度燃えれば謝罪など死んでも尚許されない


団塊かゆとりかZか繰り返し至る所は老害か


沼に落ち今推すべきと惜しまずに無償の愛を信じる者へと


目の前の画面が全て世界の全て目前で死すとも画面で知る


未来など担うほどの者でもない憂いることの必要もない

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『憂慮』「カクヨム短歌賞1首部門 応募作品」 ましまろう。 @SetunaNoKokiri

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