第2話 カメは意外と身軽?

 カメと言ったら童話「ウサギとカメ」の話を出すまでもなく、のんびりしたイメージを持ってる人が多いと思う。それは間違いではなく、確かにのんびりしてる時間は長い。だが、カメは時として驚異的な俊敏さや運動神経を発揮したりするし、活動的な時もあるのだ。


 驚いた時、それ以外でもふとした瞬間などに、物凄い勢いで走ることがまれにある。カサカサカサッとまるでゴキブリのように。まあカメなのでかわいいのだが。素早さは本当にゴキブリ並なのだ。瞬間的に本気を出したカメはマジで速い。


 カメキチはうちに来た当初、甲羅を触るとカエルのようにピョンピョン跳んでいた。最初はくすぐったさやむずがゆさによる…ネガティブな反応だったのだと思うが、そのうちこちらが触るのを待つような感じになった。一種の遊びだったのだろうか。なかなか身軽なもので、30~50cmくらいも跳ぶのだ。触られることに慣れてしまったのか、全然やらなくなっていったのは少し寂しかったな。


 これもそのうちやらなくなった行動だが、ソファの上からざぶとんを伝って降りる遊びを好んでやっていた。ソファの上に登りたがるクセに、ソファの上に乗せてやると降りたがるのだが、手で降ろしても納得してくれない。だから、ざぶとんを斜めにして滑り台のように橋渡ししてやると、前足を前に伸ばし、後ろ足は横に伸ばしてブレーキをかけつつ滑るのだ。これも一種の遊びだったのだと思う。


 カメは本気を出せば俊敏に動くし、結構遊ぶのだ。

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