ベイサイド編 登場人物

アナベル(=ベイサイド):

 元ベイサイド伯爵令嬢にしてコハクの妻の1人。エルフ。シャロンの姉。

 幼少期からコハクに出会うまで普通のエルフのように精霊と心を交わすことができなかったことで、エルフラウ森王国の王族の血を引いているにも関わらずエルフ王族の一員と認められず縁切りされている…が、実際は氷の大精霊に赤子の時から見そめられ、仮契約状態になっていたために他の精霊が近寄れなかっただけと判明した。

 過去には帝国の公爵家子息との婚約もあったが精霊魔法が使えなかったために『出来損ない』扱いされて婚約解消。

 ベイサイド伯爵領への魔物襲撃はアナベルの元婚約者が黒幕で、コハクの出現によりアナベルの利用価値が生まれたためにアナベルを狙った人為的な者であった。

 コハクの協力により氷の大精霊と契約し『フォリス』と名付けた。自身を救い、フォリスとの契約のきっかけをくれたコハクに惚れ込み、半ば押しかけ女房・既成事実作りをして婚約。

 精霊と契約できなかった頃から努力家。弓の腕は強風すら読んで命中させるほどの超一流。


・フォリス:

 アナベルと契約した氷の大精霊。アナベルが精霊契約ができなかった原因。

 クラーケンにより生活寄生されているような状態だった。

 コハクを自らより遥か格上の存在であることを一目で見抜きコハクに従うようになる。

 世界の上位の存在としての知識不足なコハクへ知識供与してサポートしたり、神力についてなどコハクが気づいていないことを指摘することもある。

 基本、アナベルが持つコハクの魔力を凝縮して作られた永久氷結晶とも言える物を内包したミスリルのペンダントの中にいる。

 姿を表せばミティシェラに似た姿。


・バーセス=ベイサイド:

 ベイサイド伯爵家当主。アナベルとシャロンの父。ヒューマン。

 ミティシェラとは恋愛結婚。


・ミティシェラ=ベイサイド:

 ベイサイド伯爵夫人。エルフ。エルフラウ森王国の元王女で弓の達人。

 アクアシーガルの襲撃時に前線に立つも負傷。回復後は祝い事が立て続きに起こり幸せを満喫中。


・ディオニス=ベイサイド:

 ベイサイド伯爵家嫡男で次期当主。ヒューマン。アナベルとシャロンの実兄。


・ヴァジール:

 ベイサイド伯爵家の執事。出来る男。


・バミューダ=ベントファスト:

 ベベル帝国ベントファスト公爵家嫡男。皇位継承権持ち。

 アナベルの元婚約者だったが、アナベルが精霊魔法を使えなかったために欠陥品扱いし、婚約破棄した。

 アリス=ララクトと従姉妹という立場に価値を見出し、アナベルを再度婚約者にしようと動くも皇位継承権を失い破滅した。

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〜後活設定集〜 yukiy's @yukiy1714

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