かって、「詩」を書いていた、この私が、深く感動した作品です。

高校生時代、この私は、「詩」を書いていた事がある。

有名な、日本や世界の、「詩人」の詩集を、沢山沢山、読んだ。

今では、そのホトンドの読んだ「詩」は、忘却の彼方に、ある。

で、久々に、「カクヨム」で「詩」を読むこの私なのだが……。

でも、この「詩」は、胸に、刺さる。
私の心に、突き突き刺さる。
作者さんの、叫びが、脳内に響き渡るのだ。


【なんて矛盾しているんだろう

 僕は光に近づけない

 虫以下の存在だ】


と、この「詩」の語る根源的な、苦しみとは、一体、何なんだろう……と。