第3話 防火水素「Hをしよっか」
「
「じゃあ今日は、
「はい。でも学校の授業では何のことなのか、全くわからなかったんですよ。」
「
「そんなミステリーで犯人を暴くみたいに明言されても、僕には誰のことなのか全然わからないですよ。」
「
「もしかして、あれのことですか?非常時のために、水を貯めておくための?」
「それは
「
「
「じゃあ今日は
「違うでしょ?今日は
「一体、何なんですか?
「
「また僕が選んでいいんですか?でも今回は3つもありますよね?」
「3つ?」
「HとCとLで、3つありませんか?」
「HかClを選んで。」
「その2択なんですね?」
「どっちでもいいなら、Hをしよっか?」
「えっ?今からHをするんですか?」
「うん。Hをしてくれるよね?」
「本当に?ここで?」
「うん。Hは知ってる?」
「僕の口からは、そんなこと言えないですよ!
「もちろん。」
「もちろんって答えちゃうんですね?」
「Hは
「うん?
「
「はい。金魚とか入れておく容器ですよね?」
「だからそれは
「
「今までずっと
「はい。いつも先生が最後の一文字だけ省略して言うから、ずっとなんでなんだろうって思ってました。」
「またその感じなのね?じゃあ私がClをするね。Clは知ってる?」
「
「それはCAでしょ?CAはキャビンアテンダントの略だから!」
「ああ!もしかして会社で事務をしている女性のことですか?」
「それはOLでしょ?Clは
「
「
「食塩って、しょっぱい調味料の
「
「その
「大丈夫だよ?
「僕と
「しかも1人の
「えっ?それって二股じゃないですか?こんなことなら、僕も
「1人の
「そうですよね!」
「
「あれ?
「じゃあ今から
「僕らが手を繋ぐんですか?」
「うん。今こうやって手を繋いだ状態が
「もう子供が生まれたんですか?まだ手を繋いだだけで、Hをしてないですよ?」
「そして私たち2人が手を繋いだまま、水の中に入るのね。」
「水ってお風呂とかですか?」
「お風呂でもいいかもね。」
「僕と
「うん。今から2人でお風呂に入ろっか。」
「そういう感じのHだったんですね!」
「私たちが2人でお風呂に入ると、繋いでいた手が離れるんだよね。」
「お風呂に入ったら、手を離しちゃうんですか?繋いだままじゃダメなんですか?」
「そうすると
「えっ?もう?それって、どういうHだったんですか?」
「科学をわかりやすく説明するのって難しいよね?」
「うん?それで説明は終わりなんですか?」
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