昇降
深夜帰宅。マンションのエレベーターに4人が乗っていた。
それぞれが階数ボタンを押し、無言のまま上昇していく。
途中の階で1人が降りた。
ドアが閉まり、ふと前を見ると、
押されていなかったはずの階のボタンが、すべて点灯していた。
誰が押したのかはわからない。
降りた人物が背を向けた瞬間に、押したのかもしれない。
でも、そんな動きはなかった気がする。
残された3人も、特に反応しなかった。
そのままエレベーターは、すべての階に止まった。
メモ
3人とも無言
ボタンの操作音も聞こえなかった
ドアの開閉は正常
エレベーターの裏技を調べておく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます