神の如く細部に宿るもの

悪魔が笑う

悪魔が踊る

悪魔が歌う


悪魔は迫る

細部に俺を宿らせろと

細部に俺を注ぎ込めと

その歌を俺で満たせと


悪魔が笑う

それは月のない夜

悪魔が踊る

それは夜風に合わせて

悪魔が歌う

おい! それは俺の歌だ!


朝が来て 俺は眠った

昼が来て 俺は目を覚ました

正午の陽の光の下で 俺は俺の歌を読んだ

そしてわかった あの悪魔が俺自身であったと




《公開時コメント》

(2021/02/21【夜空★猫道節】第4回にて初公開(朗読))(詩を書く時夜通しになっちゃうのそろそろやめたいな)

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