ばいばい

今日からは離れて歩こう靴紐がほどけたからと嘘をつくから

それじゃあと手を振り電車を降りたあと君はこちらを向いてくれない

最後ならまたねだなんて言わないで期待した私ばかみたいじゃない

曲がり角スカートひらりたち消えて手は届かないましてや声は

蒸し暑い夏の夜道を歩きつつぬるいコーラを一口ごくり

朝食べたオムレツの味まだ舌に残ってるあの手の温もりも

いないならいないままでいい再会を望む気持ちはもう捨てたから

目を瞑る世界が消える手を離す私も消えるあなたも消える

プリーツのブサイクになったスカートを脱いでさよなら華のJK

ばいばいの響きってなんでかわいいの別れの言葉の自覚ないでしょ