林檎色めく学園祭

 「黒内さんお疲れ様~。」

 私たちのクラスの出し物はかき氷屋さん。初夏を感じるこの季節は、かき氷がよく売れて、キャッシュを大量に儲けることができるのだ。かき氷のシロップはそこまで費用は掛からないから、学園祭では定番の出し物となっている。ただし、氷を手に入れるために購買部と交渉する必要があり、製氷の初期費用を準備する必要があるのだが。

 「おはようございます。水島さん。…水島さんはキャッシュをたくさんお持ちなのですからほかの方に任せれば良いのでは?」

 「それは、黒内さんもそうでしょ。うちのクラスの人、そこまでキャッシュに困っている人いないし、それに、こうやって出し物の番をするのも学園祭の醍醐味だいごみでしょ。」

 「そうですね。私も接客するの、楽しかったです。」

 交代時間になりやってきた水島さんと交代し、ヒカリちゃんとの待ち合わせ場所へ行くことにした。待ち合わせ場所は、いつも通りの中庭。

 「ヒカリちゃん!お待たせしました!」

 「ううん、ぜんぜん待ってないよ。リンゴちゃん。」

 「アンリちゃんはこの時間、焼きそば屋さんの店番ですよね。」

 「うん、そうだよ。飲み物買ったら会いに行こうか。」

 「はい!」

 あの日以降、私は火月先輩のことをアンリちゃんと呼ぶようになっていました。そのことを火月先輩自身がとがめなかったということもありますが、私自身、火月先輩のことが大好きになっていて、アンリちゃんと呼びたいと思うようになっていました。

 ペットボトル入りの、リンゴジュースとアイスティーとスポーツドリンクを買って、アンリちゃんのもとへ行くと、たくさんのお客さんに囲まれていた。そのお客さんたちを何度か休憩時間にアンリちゃんと一緒にいるところを見たところがある。きっと、お友達がアンリちゃんに会いに来ているのだと思いました。

 「アンリちゃ~んまだ~?」

 「今作ってるって!あんま急かさないでよ。」

 「俺青のり多めがいい~」

 「はいはい。とりあえず焼きそばできたらね。」

 「私紅ショウガなし~」

 「子供舌ね。」

 「俺ソース濃いめ~」

 「分けて作らないといけないじゃない!」

 そんな風に軽口を叩きながら、とても楽しそうに焼きそばを作っていました。

 焼きそばが出来上がると、それぞれの注文に合わせてお友達に渡し、きっちりキャッシュを払わせていました。アンリちゃんはお友達だからとそういうところを有耶無耶うやむやにしない真面目な性格なのだ。

 「明日の演劇楽しみにしてるね!」

 「アンリちゃんの練習してるところたくさん見てきたから!応援してるね!」

 「焼きそばおいしかったよ~」

 「そうそう、まじでお店開けるレベル」

 「はいはい、ありがと。みんな明日の演劇絶対見に来なさいよね。」

 アンリちゃんのお友達が立ち去った後で、私たちもアンリちゃんとお話ししに行きました。

 「あら、ヒカリとリンゴちゃんじゃない。はい、これ。」

 アンリちゃんはそういうと容器に入った焼きそばを渡してきました。私の分には紅ショウガが入っておらず、ヒカリちゃんの分はソースの色が濃く、青のりがたくさんかかっています。

 「さっすがアンリちゃん、私たちの好みも把握はあくしてるし、来た瞬間に用意してくれるなんて!」

 「さっきからそこで話を聞いてるの見えてたわよ。それに、最近ずっと一緒にいたんだから、好みぐらいわかるわよ。」

 「アンリちゃん、私たちのこと大好きなんですね!」

 「ね~。アンリちゃんかわいい~」

 「ちょっと、うっさい!」

 そういって赤面したアンリちゃんにお土産のスポーツドリンクを渡した。ただでさえ暑いのに、焼きそばを焼いているアンリちゃんはさらに暑いだろうと思い、熱中症対策にスポーツドリンクを選んだのだった。

 「ん、ありがとう。いくらだった?」

 「え?これ2本買うともう1本もらえるキャンペーンでもらったやつだよ?」

 「そんなキャンペーンやってなかったとおもうけど…」

 「この時間帯はやっているんですよ、アンリちゃん。」

 アンリちゃんは細かいことまで気が回る性格です。ヒカリちゃんはそんなアンリちゃんに気をつかわせないために嘘を吐いたり、話をらしたりすることが多いのだった。そういうヒカリちゃんの優しいところにさらに好きになってしまう。

 「たしか、調理担当は客引き担当やレジ打ち担当と比べてちょっと担当時間が長いんですよね?」

 「そうね、だからお昼まではここでがんばらないと。二人で先にいろいろ回っててちょうだい。」

 「うん!私たちでいろいろリサーチしておくからね!」

 焼きそば代を支払い、二人でアンリちゃんのもとを後にする。二人とも特に行きたい場所が決まっていたわけがなかったので、まずは高等部からいろいろ見て回ることにした。

 3年生の出し物はAクラスであるヒカリちゃんの仮装写真館やCクラスのお化け屋敷があり、それぞれ二人でキャーキャー言いながら楽しんだ。お化け屋敷で泣きそうになってしまったヒカリちゃんに仄暗ほのぐらい感情を抑えきれなくて、震えるヒカリちゃんを思わず抱きしめてしまった。

 3年生の出し物は他にBクラス、アンリちゃんの焼きそば屋さんとDクラスのお好み焼き屋さんがあり、食事系、しかも両方炭水化物ということでお客さんを食い合っているように感じた。私たちはアンリちゃんのもとで焼きそばを食べたのでお好み焼き屋さんにはいかなかったが、かなり本格的な仕上がりでおいしかった、と後に水島さんから聞くことができた。

 2年生の出し物はAクラスのボドゲカフェで二人でチェスを楽しみました。1回目にヒカリちゃんに負けたら、ヒカリちゃんに「手を抜いたでしょ!」と言われ、結局3回戦までチェスを楽しむ運びとなった。私の2勝1敗でチェス対決は幕を閉じました。

 2年生はほかにBクラスの男子メイド女子執事カフェがユニークでおもしろそうだったのですが、メイド姿の金森さんが人気すぎて入ることができませんでした。Cクラスでかき氷を食べ、Dクラスの様子を見ましたが、Dクラスでは漫画の展示会が行われているようだった。これほどの漫画を一体どこから…そう思っていると、ちょうど担当していた木下さんが説明してくださいました。

 「この漫画はクラスの漫画好きの皆さんのコレクションなんです!私たちのクラスにもけっこう漫画好きが多かったみたいで、私が漫画展示会を提案したら、みんな賛成してくれて。とってもうれしかったです。なかでもみなさんおすすめしているのはこの叙述開戦という作品で…」

 その後も木下さんにいろいろと作品をおすすめされて、ぱらぱらと数ページ読んでみると、なかなか面白くって、ヒカリちゃんと二人でここが面白かった、とかアンリちゃんにもおすすめしたい、とか話が弾んだ。

 1年生の出し物はCクラス以外は食事系で、クレープだったり、先ほど飲み物を購入したジュース屋さんだったり、激辛ロシアンルーレットたこ焼きだったり、なにかロシアンルーレットたこ焼きとほかのクラスとの協力を感じるラインナップでした。

 私たちは面白半分でロシアンルーレットたこ焼きを買いました。どうせ一つしか激辛がないのならば、その一つさえ耐えればおいしく食べられると考えたからです。じゃんけんで負けた私がまず一つ食べることになりました。たこ焼きは全部で6つ。この中にひとつだけはずれがある、とのことです。私は真ん中にあった一つを口に運びました。たこ焼きというだけあってとっても熱くて

 「か、辛い!!!!」

 どうやら、私ははずれを引いてしまったようです。ヒカリちゃんは笑いながら、「じゃあこれにしよっと」といい、一つたこ焼きを食べました。あつあつのたこ焼きにはふはふとしたかと思うと、

 「え、からーい!」

 なんと、それも激辛だったようです。店員さんに話を聞いてみると、どうやら激辛たこ焼きのうち、一つだけ辛くないの普通のたこ焼きが入っている激辛ロシアンルーレットたこ焼きだったようです。いや、普通に返金騒動でしょうこれは。

 口の中が辛くて辛くてしょうがないので、そんなことも言ってられず、急いでジュース屋さんで甘いオリジナルドリンクを購入しました。私はアイスミルクティーを、ヒカリちゃんはフルーティブルーハワイをそれぞれ購入しました。とっても甘くて、激辛の余韻よいんをなんとかごまかすことができました。

 結局、残りのたこ焼きはヒカリちゃんに食べていただきました。辛さに耐性があるヒカリちゃんはおいしそうに食べていましたが、あんな辛いものをパクパクと食べ進めていく様子を私は信じることができなかった。

 ドリンクを飲んですこし休んだあと、1年生Cクラスのカードゲームコーナーに行ってみることにした。

 「ごきげんよう、お嬢さん。我らがCクラスへようこそ。私は今回のカードゲームを考案した土裏つちうらヤマメだ。」

 室内にも関わらずフードを被った女の子は土裏と名乗り、カードゲームの遊び方を教えてくださいました。

 なかなか複雑なルールでしたが、理解してしまえばおもしろいもので、ヒカリちゃんと楽しむことができました。

 「ヤマメちゃんがこのゲームを考えたの?」

 土裏さんがふっふっふと不敵に笑うとこう続けた。

 「その通り!私がこのゲームを作り、みなで遊べるようにと画策かくさくしたのだ!」

 「全部おひとりで考えたのですか?」

 「いや、私の優秀な部下をつかってね。イラストと名前を考えたのは私だがルールやカード毎の効果を考えたのは私の部下さ。」

 「誰が部下なものですか!」

 そのとき、近くにいた女子生徒が鋭いツッコミを土裏さんに飛ばしました。私はその人のことを知っています。

 「天津さん!天津さんってAクラスではありませんでしたっけ?」

 「あ、黒内様!恥ずかしながらわたくし、そこにいるお莫迦ばかさんの幼馴染でして、キャッシュを積まれて協力することになってしまったのです。」

 「ふっふっふ、中等部の2年生から貯め込んだキャッシュをすべて使ってしまったよ。」

 「貴女はそれほどキャッシュを貯められていないでしょう。そもそも稼いでいる量が少ないのですから。」

 天津さんはキャッシュを蒐集しゅうしゅうしていることで有名な方です。私と違って実家がとても裕福で、資産を多く有しているのですが、キャッシュは資産で買うことができません。しかしながら、彼女は学内でもっともお金を持っていなければならない。というこだわりが強いという噂があり、彼女にリアルマネートレードを持ち掛けるとほぼ絶対に交渉に応じてくれるのだ。以前リアルマネートレードをした際に聞いたのだが、夢華和の生徒間ではキャッシュの所持量がランキング付けされており、そこで1番になるためにリアルマネートレードに応じているのだとか。1位はウォーターアイランドという名前で登録されている人物で、1年前まで天津さんが1番だったのに関わらず、ウォーターアイランドさんはたった1年足らずでキャッシュランキング1位に躍り出たとのことだった。

 「アハハ、仲良きことはいいこと、だね。ところで天津ちゃん、お名前聞いてもいいかな?」

 「あ!えっと…わたくし天津あまつスベラギと申しますの。」

 「スベラギちゃんっていうんだ!よろしくね、私は星宮ヒカリ。」

 「もちろん、星宮様のことは存じてますわ!ワタクシ、明日の演劇とっても楽しみにしていますの!」

 「ちょっと待ちたまえよスベラギクン。君は私とともにこのゲームコーナーを運営しなけらばならないだろう。」

 「お黙りなさい。すでに貴女はこのゲームコーナーの運営をできているでしょう。寂しいからと言ってわたくしの自由を奪わないことよ。」

 「な!私は別に寂しいわけではない!」

 そんな風に仲良く言い合っている様子は本当に仲が良いといった風で、私もヒカリちゃんもみていてニコニコしてしまうのだった。

 「そろそろ、お昼だね、アンリちゃん迎えに行こっか。」

 「はい!アンリちゃんにも高等部の出し物楽しんでもらいましょう!」

 アンリちゃんと合流し、高等部のおすすめの出し物と中等部、大学部の出し物を一緒に見に行きました。いろいろな出し物があって、つい楽しくって目が回ってしまいそうだった。

 「もうすぐ中等部の演劇始まるわね。」

 「うん、中等部の演劇、どんな感じか気になるね~!」

 そのまま、私たちは中等部の演劇会場へ向かう流れとなった。

 「そういえば、お二人は中等部で出会ったのでしたっけ?」

 「そうよ。私が周りになじめないでいたところにヒカリが声をかけてくれたの。」

 「えへへ、ただアンリちゃんと友達になりたかっただけなんだけどね。」

 まるで私とヒカリちゃんが出会ったときのようなエピソードで、昔からヒカリちゃんが現在と同じような性格であったことが分かって、なんだかうれしくなってしまった。

 いざ演目が始まると、私は中等部の演劇だからとあなどっていたことに気づいた。高等部の演劇部員にも引けを取らないお芝居の上手さに加えて、小道具も手の込んだものが多かったのだ。

 演目名は「トワイライト」。人間界に住む月の魔女が10月31日に開いてしまう、魔界と人間界をつなぐ扉を仲間とともに閉じるために冒険するという物語だ。冒険の途中で出会う人や化け物との交流、最後の場面、魔法の力を魔界に返すことで今後魔界への扉が開かないようにするシーンは主役の女の子の全力の演技が光り、心の底から感動した。

 大団円で終わりを迎えた演劇に盛大な拍手を送り、私たちは中等部の体育館を後にしました。

 「すばらしい演劇でしたね!正直、ここまで完成度が高いとは思っていませんでした!」

 「うんうん、これなら、来年入ってくる新入生の演劇にも期待が持てるねえ。そのころ私たち二人はいないけどね!」

 「…ヒカリ、その。」

 そのとき、アンリちゃんはヒカリちゃんになにか言おうとしました。

 「あぁ、アンリちゃん別に気にしてないから、大丈夫だよ。」

 「どうしたのですか?」

 私が問いかけると、アンリちゃんは俯いたまま続けた。

 「さっきの演目、私たち二人が中等部で最後に演じた演目なの。」

 「そうなんですね!なんという偶然、まるで運命みたいですね!」

 「アハハ、運命なんて、大げさだなぁ。」

 「あのとき、私主役になれなくって、ヒカリに当たってしまったの。」

 「それは…」

 これまでの付き合いでアンリちゃんが演劇に込める並々ならぬ思いは伝わっていました。主役になれなかった。そのことがどれほど彼女の心を傷つけてしまったのかは、想像に難くありません。

 「で~もさっ!今はまたこうやって仲直りできたんだし、それにあの時のことで、アンリちゃんの演劇にかける熱意、めっちゃくちゃ伝わったんだもん!あのとき喧嘩できてよかったな~なんて。」

 「でも!私、これまでちゃんと謝れなかったから…謝っておかないと、自分で自分を許せないの。」

 気づけば周囲には人がおらず、私たち3人だけの空間が広がっていた。アンリちゃんは泣きそうな声で続けました。

 「あのとき、中等部で最後の演劇の時、主役になれなかったからって、貴方に当たってしまって、それ以降も勝手にあなたのことを敵対視してしまって、今回の演劇の、主役を演じるために、貴方に嫌がらせをしたりして、ごめんなさい、星宮さん。」

 周囲は静寂に包まれている。やかましい歓声も楽し気な騒音も今だけは鳴りを潜めているだった。アンリちゃんにつられて、ヒカリちゃんまで泣きそうな目になってしまいました。

 私はぱん!と手を叩いて言いった。

 「さあ!明日は待ちに待った演劇本番です!今までに込めてきた熱意、練習、全部全部乗せるためにも、このあともう一度通しで練習しておきませんか?」

 私は、アンリちゃんの並々ならぬ演劇に込める想いを感じて、思わずそんな言葉を発してしまいました。私自身はそこまで演劇に込める思いなんてないにもかかわらず。

 「そうだね!あんなすごい演劇見たら、私たちも負けてられないね!よ~しいつも通り部室で練習しよ!」

 「もうすぐ今日の出し物の時間が終わってしまいますし、あとで食べられるようになにか軽食を買っていきませんか?」

 「…ちょっと、部室は飲食禁止よ!」

 「じゃあじゃあ、食べるときはベランダまで行って食べよっか!」

 いつの間にか私たちには笑顔が戻っていて、学園祭1日目をいつも以上に楽しく、そして演劇の練習を真剣に取り組むことができたのでした。

 学園祭2日目。高等部演劇部の演劇は午後14時から。演劇部は朝から懸命けんめいに練習と準備に尽力じんりょくしている。今日までの練習で本番が近づくにつれて、部室の雰囲気は真剣なものに変わっていくことを肌で感じていた。しかし、今日は今までで一番みんな真剣に練習に取り組んでいて、ふざけている人は一人としていなかった。最後のリハーサルは完璧と言って差し支えないレベルで、演劇部一丸となって、今日の演劇を成功させよう!と息巻いていました。

 「アンリちゃん!ヒカリちゃんと一緒にお昼ご飯を食べませんか?」

 普段、アンリちゃんはお友達とご飯を食べることが多いのですが、私やヒカリちゃんに誘われたときは一緒に中庭で昼食を食べることがあった。今日はみんな部室で練習に励んでいたので、アンリちゃんをご飯に誘うことができたのでした。

 「ええ、ご一緒させてもらうわ。」

 3人で中庭に移動し、昼食をとった。楽しそうに笑うヒカリちゃんと対照的に、アンリちゃんは真剣な面持ちで考え込んでいます。真面目なアンリちゃんはきっと、今日の演劇について考えているのでしょう。

 「アンリちゃん、心配ですか?」

 私がそう問いかけると、ぱっと顔を上げ、アンリちゃんは言いました。

 「ううん、楽しみなの。今日までずっと頑張ってきたから。主役ができないのは、もちろん残念だけど、今は私の役も大好きなの。だから、絶対成功させたいなって。」

 「私も同じ気持ちだよ。アンリちゃん。今まで頑張ってきたことが、今日すべて結果として出てくるの!この感覚、やっぱり何度経験しても最高だよね!」

 アンリちゃんとヒカリちゃん。性格は違えど、気持ちは同じようです。私自身、お二人の頑張ってきた結果を見られるという点で、楽しみなことに変わりはなかった。

 「お二人なら、絶対成功します。今日は最高の演劇にしましょう!」

 「「うん!」」

 私たちは最高の演劇を演じることを目指して、舞台へと向かいました。私たちが演じる演目は

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