第4話 ダンジョンと魔王城のインフラを筋肉で解決するぞ
とりあえずダンジョン内は、スライム熱伝導と熱交換システムでエネルギー問題も自己完結。
ダンジョン出口に温泉も作れてサウナ併設で整っちゃう。マッサージからのアイソメトリックスからの筋トレだ。
筋トレしながら、ローラー台回したり、ルームランナー回したり、ステッパー踏み台昇降したり、巨大なリス用の回し車回したりして、インフラの動力源にするぞ。
各階層をつなぐエレベータは、籠に乗った自分たちの力で、引っ張り上げるのだー。サスケさん並みに過酷だ。滑車を間に入れてストロークを増やすのだ。下げるときは、ゆっくり下げないと、安全ラチェットが効いて止まる。ラチェット解除のためには、いったん巻き上げないといけなくて、乳酸溜まる。
これってもしかして、密閉構造の中にスライムさんを充填して、スライム圧で上下させた方が良くないか? もしかしなくても?
「スラリー」
かごを繰り返し上下させて、メインロープ(主索)が絡まないことを検証したあとで、ようやく、まったく別の最適解にたどり着く、脳味噌まで筋肉でできた魔王とその仲間たちであった。
その身体は脳味噌まで筋肉で出来ていたー。無限に牽制。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます