執筆するってこういうこと
こまの柚里
執筆するってこういうこと
文字のかたちで この世に放つ
その国も 彼も彼女も この世には
存在しない 我が書くまで
プロットを 組んで壊して また組んで
壊したあとに 組み上げる朝
ちょっと待て この台詞は変 あらここも
なんてことなの 却下の嵐
昔なら 原稿用紙の 山だった
試行錯誤の あかしはどこへ
どうしても 書けぬと唸った 五分後に
自動筆記の 魔法がかかる
書き上げた 自分の世界 なでまわし
投稿し 満足したあと ふと気づく
PV砂漠と 星のない空
でもある日 こんな一首が 届けられ
執筆街道 明るく照らす
「君にしか 見えも聞こえも せぬものを
我がこととして 読める幸せ」
執筆するってこういうこと こまの柚里 @y-komano
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます