第12話中性的な人

〜古びた小屋〜

和也

「…ん?ここは…?」

どうやら意識を失っていたようだ。

隣の冬子も目が覚めたようだ


冬子

「…どこよ?ここ」


薄暗い部屋を見渡していると足音が近いてきた


???

「ようやく目が覚めたか。痛みはないか?」


「りゅこ?」


冬子は叫んだ

和也もつられて近づいてきた影の方を見た


女?いや男か?

スラリと背の高い中性的な美しい顔立ちの男性が2人を見下ろしてる


りゅこ「伊藤教授も無茶させるな」


冬子

「どうして貴方がここに…!?」


《りゅこ》

大学の同期で伊藤教授の元で去年まで一緒に学んでいた

とても優秀で伊藤教授の後釜!とも噂されていた

しかし急に姿を消し、捜索願いを出すも発見に至らず迷宮入りした事件として全国紙にも搭載されていた…


りゅこ

「…青い目の狐…」


りゅこのそう告げた

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