第12話 お父さんからの頼み
「お父さん、どうしたの?」
「あぁ、今日、依頼が来てな。その依頼が、ルミの学園からなんだ。今日の男子生徒の死亡事件だ」
私のお父さんは、探偵をしている。不倫調査などの仕事もしているようだけど、ほとんどが殺人事件などの依頼らしい。他県でも名が知れてる程の探偵ということもあり、学園側もお父さんに依頼をしてようだ。
そして、学園入学前までお父さんの仕事に付き添いで行っていた私も、お父さんの助言ありでいくつか犯人を見つける所まで行くことがあった。ただお父さんの欠点を言うと、仕事一筋でお母さんたまに怒られている。
「そこでなんだが、ルミにも手伝って欲しいんだ。何せ、学園に一回一回入るたびに申請書を提出とかめんどくさいことを言われてしまって。調査の三割程やってほしい」
「それはいいんだけどさ。何をやればいいの?」
「まずは、第一発見者の女の子である『神田紗恵』に話を聞いてほしい。事情聴取には一緒にいたんだが、あの子何か隠している」
「わかった。近々話を聞いてみる。あとお父さんさ、たまにはお母さんと出かけたりしなよ?」
「あ、あぁそうだな…。じゃあよろしく頼む」
そこで電話が切れた。また事件に首を突っ込む形になってしまったが、今回の事件に関しては、私が大きく動くってことはなさそうだからまあいいか。カメたちに協力を仰ぐのもありかもしれない。
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