王侯貴族が社畜に異世界転生したら、プロのピアニストになれると思うか？Ｘで、うっかりマジレスしてしまって、一部の人達に叩かれて考えたこと。

｢ピアノも甘くないと思いますよm(_ _)m｣と、マンガにマジレスしてしまったら、いいね！してくれた人達もいたけど、叩かれてしまった。

この世界に異世界転生した悪役令嬢が、王妃教育によって、プロ並みのピアノの腕を持っていたとしても、以下の理由、私がスルー出来なかった理由から、やり直しになると思う。

現代では、ピアノを取り巻く環境も厳しいので、やり直しするのも大変だと思う。

私がスルー出来なかった理由。

※異世界からの転生だけど、この世界をベースにしていると思われるので。

ピアノが今のピアノと違うと思う。（鉄のフレームを組み込んだピアノが登場するのは19世紀。鍵盤が88鍵になったと言われているのも。

それ以前はフォルテピアノ。フォルテピアノは大部分が木で出来ている。

それ以前がチェンバロ。チェンバロは、ピアノのようにタッチで音の強弱をつけることができない。）

レパートリーが違うと思う。（ピアノが大衆化していくのも、19世紀。（19世紀はロマン派。日本で人気があって、よく知られているのはシューマン、ショパン、リストあたり。貴族のイメージで思い浮かぶのは、古典派のモーツァルトや、バロックのバッハだと思う。）

転生先の身体に知識があったとしても、実際に弾くのは難しい。編曲ものは尚更…。）

今は電子ピアノが主流なので、転生先の身体の持ち主がピアノをやってたとしても、電子ピアノに慣れてる人がアコースティックピアノ（いわゆる普通のピアノ）を弾くのは難しい。

一口に電子ピアノと言ってもいろいろあるけど、電子ピアノは弾くと録音された音が出てくるので、アコースティックピアノとは違う。

（長くなるので、電子ピアノの問題点はここでは省くけど。）

楽器の持ち込みが禁止されているマンションも増えてるらしいし…。

大きなマンションに住んでいる人は、夜勤の人に「朝は寝てるから」と言われて、朝は弾かないらしい。

コンクールに出る人は大変らしい。

ピアノを一生懸命やってたら、お嬢様／お姫様なのに、筋肉ムキムキになってしまうと思う。

趣味／お稽古事レベルと、プロを目指すレッスンは違うと思う。

ピアノも英才教育なので、異世界でご幼少のみぎりからレッスンを受けられてたとしても、魂が入っている身体はそうではないと思われるので…。

プロのピアニストになるにはお金や運もいるし。

（子どもの頃から頑張って、留学もして、音大出ても、大手ピアノ教室の講師になって一生懸命働いている人達もいる。）

多分、プロのコンサートピアニストではなく、ストリートピアノを弾く人やYouTuberならスルー出来てたんだと思う。

私も優しい世界は大好きだけど、そこら辺のリアリティがある作品の方が好きなんだと思う。

私は大人になってピアノを再開したけど、子どもの時より真面目にやっても何にもならないので、気持ちが腐ってたけど、やっぱりピアノは私にとって大切なものみたい。

Xでも、なあなあで通して、ネガティブに受け取られそうなことは言わない方がいいと思ったけど、無難にミスなく生きるって難しい。

ブロック貫通でも、自分と合わない人達をあぶり出せて良かったのかも…と思うようにしたらいいのかも知れないけど。

他人のポストにコメントしても何にもならないし、疲れてたので、距離を取るいい機会になったと思う。（他にもやりたいことが沢山あるので。）

作者さんにではなく、私のコメントにリプしてきた人達に嫌な思いをさせられて、こうなる可能性もあったのに、｢何で、返信してしまったのかな？｣と考えて、フィクションの世界では、それなりのピアノ教育を受けていれば簡単にプロになれてしまう作品もあるし、中断してもすぐにすごいレベルで弾けたり、お声がかかったりする作品もあるので、疲れていたんだと思う。

（私のレベルでも、ピアノを弾くことが大変なことは分かるので。）

フィクションでも、私はこのような超人が苦手な子だったので、子どもに習い事を続けさせるためにもどうかと思う。

自分がフィクションを書く時は気をつけたいと思った。

参考までに書いておくと、フランス革命は1789年～、ウィキペディアによると産業革命は18世紀半ばから19世紀にかけて。

noteの有料部分は、ピアノの先生はどう思われるのか聞いたことや、悪役令嬢が現代に異世界転生した場合、馴染みがありそうな音楽家や女性音楽家のこと、私がどうしてもこの漫画を受け入れられなかった理由なども書いています。

カクヨムでは、近況ノートのサポーター限定公開にしました。

ちなみに文字数は、noteで、2274文字です。