時の雫

みぃ

微笑みの朝




この世の儚き

営みは


いつの間にか

当たり前の如く


そこに存在すると

錯覚してしまう


でも


確かなる

今日の一歩さえ


奇跡のような

1頁


美しい

不如帰の声に


こころすませて


生きているを


かんじる


どこまでも

ほら


ゆけそう


遠くの山並み


目を細めて





ひとは


みな 時の舟を漕ぐ


時として 荒波にのまれ


難破してしまう


途方に暮れて



いつしか


ほんとうの自分をみつけるまで


荒波は 襲う


傷つきながら


悶えながら



やがて 


ひとつのちいさな島に


たどり着く



そこを


楽園『ユートピア』と呼ぶか



時の舟は


とどまることを知らない


その時の流れが


優しく感じる時もある


哀しみが癒えてゆく


また


その流れを


無常と感じることもある



あぁ


時よこのままで


永遠よりながく


一瞬よりも


はやく



時の雫が


ながれてゆく。。。


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時の雫 みぃ @miwa-masa

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