第13話 作品の独り立ち
作者が狙って本格ファンタジーを作ることもできるだろう。
購買層が広めることで、本格ファンタジーを謳うこともできるだろう。
そして、購買層に認められて知られていくうえで、それは自然と本格ファンタジーになったとも言えるだろう。
さて、日本には世界中で人気を博す作品が沢山ある。
かつてコロナ禍でありながらも海外で人気が爆発的に膨れ上がった作品もあるだろうが、果たしてそれは本格ファンタジーといえるだろうか。
今までの内容から私は間違いなく「本格ファンタジーである」というだろう。
上に示したすべての条件を満たしているからだ。
そしてその作品は、何を置いても一つの「ジャンル」として確立されたと言っていいはずである。
断言する。
その作品は、のちの数十年後もまた蘇る。
我々は、その前例を今目の当たりにしているからだ。
日本の作品で、かつて少女漫画で連載され、世界を席巻した作品を知っているからだ。
誰もが知っていて、誰もが愛し、誰もが認める作品。
これを「本格ファンタジー」と言わずしてどうするというのだろう。
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