【短編】僕は、おばあちゃん。

還暦を過ぎて妻に先立たれ、娘も独立し、一人きりになった斉藤誠一(69)。
ある日思い立ってスカートを履いたところ、近所の主婦・美知留に見られ、あわや不審者扱いされそうになる。しかし、何故か美知留に笑われ、それがきっかけで誘われたヨガ教室に通い始めることになる。
不器用ながらも少しずつ変わっていく日々。
ヨガを通じて生まれる交流と、再発見されていく過去。
これは、一人の“おじいちゃん”が、“おばあちゃん”の気持ちを辿りながら、自分らしく再出発する物語。

心あたたまるユーモアと優しさを添えて贈る、人生の第二幕のはじまり。

以下、企画に向けて書きました。

↓【書き下ろし1万文字以内＆39歳以下】under39諸君、定年退職後の大人たちの物語を書け（～6/30）
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