第5話 そしてまた朝。

娘のためにグレープフルーツを切る。香りが途端に広がる。

なんて気持ちのいい朝だろう!


って、思いたいけどさ、残業で帰宅した主人の流しに置いてあるだけの

水にも浸してない茶碗のご飯粒・・・・4硬くなって、洗う時大変なのよ!!

とストレス。


(あとは、なんで夜泣いてたんだろう・・・)

(だけど、それって、聞いていいのかもわからないし)


『飲むから作ってね!』と言われてるお茶も、今日も飲まないから・・・・

冷蔵庫の中から出して捨てる。そして、また一応作る。


本当に・・なんて考えたらきりがない世界。。


息子が誕生日でもないのに、ゲーム機が欲しいという。

結構な価格なのに。

『いい子にするから!』と甘えてくる。


(何なんだろうね本当に。)


『サンタさんにお願いしてね!』と私は返す。

(この子、サンタさん信じてないのよ・・・・)(もうこの時点で純粋ないい子ではない)

とね、おもうの。。


(グレープフルーツだけなんて、身体持たないわよ!としかりたいところ。。

あるけど。。。私もそんなときあったし


だけどさ、『ピザ食べたいかもー!』やきっと、ばずるりょうりとか見て、高カロリーそうなもの作ってとせがまれるんでしょう。。。。

もしくは、流行りのスイーツとか、   いつまでなのかな・・・4と思いつつ


味噌汁とご飯 シシャモを煙が出るまで焼いてやった。


そして、奴らを追い出して、私も外出。


私、私ない状態じゃないかと考え中。確かに笑いもあったりするけど

こんな生き方ずっと? 今かえないといつ変わる?


学習塾の(今でしょ!)ってのとか頭によぎる。


後は、やる気スイッチ 


(どこで、そうなるやら。)


とりあえずの、日常を作り、今日も日勤。


印鑑やら通帳やら 全財産を管理しているのはこの私。

家族はどこに何がなんて、興味ないのよ。


今日は通帳をカバンに入れて 出勤。


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