第4話  毎日。。。

家族だし、一緒にいるからわかるから、あらかじめ用意をしておくし

頼られても、ある程度の知恵?!とかで やりつくす。


おはようもなしに「今日残業するから。」夫

おはようもなしに「お弁当さー7.2 グレープフルーツとかにして!ダイエットすることに決めた!!」

との事。

次男だけは、

『おはよう。みんな早いね。。。』眠そうに言うけど、


現実、貴方が一番早い出勤なのに?!と   今日も狂う。


とりあえずの朝食とか終えると、結局


私は行ってらっしゃいと見送り、自分には、誰も行ってらっしゃい!なんて言ってくれない毎日。


言葉のない玄関に鍵を閉めて。仕事へ向かう。


まあね、でも、お気に入りのアクセサリーとかつけたら、少しは幸せ。なのかな・・・・・・


(主人は残業ね。 あと、グレープフルーツ買わなきゃね・)

こんなことを、暗記しつつ会社での仕事。


職場はもう20年も在籍してるから。 人となりもどこに何があって、どの時期にどうか、なんてわかるんだけどさあ。

今は、あまりひとつながりってなくて


(それが楽なんよね)(みんな休憩なんてスマホばかり)


中悪くもないし、いいと思う。機械みたいだけど。そうなのよね 現実。


少し立ち止まる。私なんなんだろう。 でもこの後の予定もあるし

今日も変わらない。


残業の夫様にご飯別にして。グレープフルーツを娘のために 帰りにスーパーで買うか。


丁度研いだ包丁がある。 

食器の消毒 塩素系が抜けてればいいね。 


ボーッとしてる私に、 今日は夕焼けが 異様にきれい。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る