第三件 異変
かいた汗の感覚が肌から消えるまで暫く時間を要した。
先ほどの事で少し水分を失った気がする。この身体はホラーが苦手なのだろう。そう思った私は階段を登り二階にある三年生の教室へと向かう。
この第一立南ヶ丘東京校は一年生の教室は一階、二年生の教室は三階にある。この学校での他の事と比べるとそれ程変なものではないが、少々分かりにくい構造である。なにより学年が上がるにつれ登る階段が増えたり減ったりするのは煩わしく思うだろう。今後二年先のことを思うと少し不安になる。この私のことだ、恐らく一度は階を間違えるだろう。
そんな杞憂をする私を尻目にフウカは口を開く。
「そういえば今更だけど、私アンタの名前知らないね」
本当に今更である。一体何分行動を共にしているのか。
とはいえ今まで聞いていなかった私にも問題はあるのだろう。素直に彼女の望む答えを出す。
「八ヶ八優真。八ヶ岳の八ヶに漢数字の八で八ヶ八。優しいの優に真実の真で優真。そっちは?」
「遠島風華。えーっと、遠いの遠に島で遠島。風に難しい方の華で風華。ってか、私言ってなかったっけ?」
この女は本当に物事をよく覚えていない。私の中で彼女の位がまた一つ落ちた気がする。
「言ってなかったよ…君って人は本当に…なんというか、アレだね」
「なによアレって!」
遠島風華。彼女の名前を脳裏に刻ませる。
遠島は人の語彙力を盗む才能があるらしい。呆れて私の中にある語彙が失われてしまった。なんとか取り返さねば、これから会う三年生に不躾な態度をとってしまう。
ときに、山中小春が言っていたあの言葉は何だったのだろうか。もう一度その意味を考えてみる。
私は心の疑念を再び見つめ直す。増えた疑問は溜め続けてはいけない。いつか絡み合って解けなくなってしまうのだ。私はそれを知っている。
彼女の願いは、"山中小春はもう既に私たちから話を聞かれた、そのような旨を三年生のトウジョウ先輩に話しておいてくれ"という願いだったはずだ。なんと摩訶不思議なお願いだろうか。しかし摩訶不思議だからこそその真意が気になる。
私の見解としてはやはり何か裏があるのだろう。それも悪い方面である。確証もなく恐らくではあるが山中小春とトウジョウ先輩は協力関係、所謂グルであろう。それに根拠はなく完全な私の勘である。
だが彼女が今回の件の頭目であると考えるなら腑に落ちる点がいくつかある。話の中に彼女と先輩の二人しか出ていなかったのもよくよく考えたら怪しく思える。遠島は部員三人と走ったと言っていた。その内の一人が山中小春だとして、私の問いでトウジョウ先輩の名前を出すまで残り二人の存在を全く出さなかった。何より、昨日はトウジョウ先輩と走っていた筈の彼女は途中まで一人で走っていたかのような素振りをしていた。どうも怪しく思えてしまう。
また、その証人がいるかどうかの問いに彼女は先輩の名を答えた。グルであるならそれも当たり前の行動だ。ミステリーなどを少しかじっている程度の知識ではあるが、やはりあの言葉は彼女と先輩との何らかのサインなのだろう。
例えば"私はもう既にあの作戦を実行しました"というようなものだったり。はたまた誰かに疑いをかけられた際の言い訳を事前に話し合い、証言に矛盾が生じない様に口裏を合わせるための合図がそれだったり。しかしそれはあり得ないだろう。そんな怪しげな言葉を分かりやすく去り際に言うとは考えにくい。彼女ともあろう人物が怪しい合図を私たちから出させる筈がない。そんな妙な伝言、もし私たちがその真意に気づいてしまった場合その合図は相手の元へ届かなくなる可能性がある。それをあの山中小春が予測しない筈がない。ハイリスク過ぎるのだ。
しかし何も意味がなかったと思うことも難しい。わざわざ私たちからその先輩に伝える程の内容ではないはずだ。何かしらの意味は必ずあるだろう。だが考えてみても一向に思い至る答えに辿りつかない。何か掌で踊らされているような、そんな気がして止まないのだ。伝えても伝えなくても結果は変わらない。きっとどう考えても彼女の思い通りに進んでしまうのだろう。
熟慮している私に彼女が大声で話しかける。
「ちょっと、聞いてんの!」
「えっ…なに?」
「なにってアンタ…着いたって言ってんの!」
呆れた顔で指差す先には扉があった。二階の階段を登り切って左側にすぐ教室があったのだ。
ここが三年一組、トウジョウ先輩のいる教室である。いつの間にか目的地に着いてしまっていた。自分の世界に入り過ぎるのはやめた方が良いかもしれない。
「ああ…ごめんごめん」
「ったく、しっかりしてよね!はあ…」
しかし彼女に呆れた顔をされるのは甚だ不服である。よくそのような目で見れたものだ。彼女の方がよっぽど呆けてしまう行動をとるだろうに。
気を取り直し引き締める。今から会う人はもしかすると今回の一件の加害者なのかもしれないのだ。相手の一挙手一投足をよく見ておかなければならない。私一人では少し不安であるが彼女にこのような考えを伝えることは出来ない。仲間想いな彼女にとってそれは酷な試案であり、余計な発言になってしまうだろう。
足を一歩踏み入れ扉の前に立ち、そのまま把手に手をかけ横に動かす。今まで私が会ってきた陸上部の部員たちは阿呆か英明かの両極端であり、まだ平凡な人物に会っていないのだ。今度こそそんな私に近い凡庸な人であることを祈る。出来ることなら親切な人であってもらいたい。
ガラガラと戸を開けると視界には椅子と机のみが入ってきた。人の形は見当たらない。しかし気配は感じる。今度は後ろの扉から入った私たちは教卓のある方へ視線を向ける。
そこには山中小春と同じ位置の席に着き勉強をする生徒の姿があった。話を聞く限り性別までは分からなかったが、どうやら男のようだ。今日会った者は皆女性ばかりであったため親近感を覚えてしまう。
背格好は私よりも大きく肩幅も広い。後ろ姿だけでも逞しい筋肉が想像できる。これなら陸上部というより柔道部に入ってると言われた方が納得できる。今回は彼女による彼の説明は無かったが見るだけでも走りが速いのは分かる。それが山中小春に勝るほどかは素人目には分からない。
見た目に少したじろぎながら声をかける。
「あの、トウジョウ先輩…で合ってますか?」
少し肩を跳ねて体をこちらに向ける。彼の双眸が私たち二人を視界に入れた途端、声を上げた。
「おお、遠島か!隣のやつは知らん顔だな!どうした、こんな時間に。部活はないぞ」
開口一番にこんな大声が出るとは流石運動部である。私も見習いたいものだ。
しかし口を大きく開けて話す姿は私に良い印象を与えなかった。良くない前例が隣にいるのだ。彼も彼女の同類かもしれないと思ってしまう。
彼の席へ近づき、同じくノートの文字に目を向ける。学習内容は数学であり、今回のテスト範囲の問題である。しかしテスト範囲といってもこの問題は基礎の問題である。中学生でも解けてしまうような問題だろう。先ほどのノートと比べるとレベルがかけ離れ過ぎている。比べる相手が相手な気もするが。
しかし勉強を自主的にするのはとても素晴らしいことだ。私にはこのような問題ですらも自主的にやる気は起こらない。あの山中小春もこのトウジョウ先輩も私より偉く真面目である。そう強く感じるのは私が怠け過ぎているからなのか彼らが優秀だからなのかは自分の感覚では分からない。
彼の横へ立った私たちはそのまま話しかける。
「勉強中のところすみません」
「いいや、大したことじゃない。それで、何の用だ」
「実はですね!東條先輩、━━━━━」
「━━━━━ということで、今私は大ピンチなんです!」
簡潔で分かりやすい説明であった。しかし隣で話を聞いていたが、どうにも彼女は話を盛って話すのが上手い。私には三回目の説明である筈なのに思わず聞き入ってしまった。彼女は詐欺師に向いているのかもしれない。
事の重大さに気づいた彼は声を荒げて言う。
「それは大変だ!なんて傍迷惑なことをする奴だ!なんとかして私も力になりたいが…」
えらく芝居掛かった物言いである。しかしこれが彼の本意なのだろうか。悔しそうな物言いで続ける。
「今は受験勉強で手一杯なのだ。すまない」
顔を少し下へ落とす。
「いやいや!東條先輩が謝る事じゃないですよ!」
遠島がトウジョウ先輩を慰する。彼女が初めて自分と同じ年齢なのだと実感した。気遣いは年相応に持ち合わせているらしい。
彼は感情の起伏が激しい人だ。気を荒立てたと思えば沈んだりとする様はまるで幼児のようである。しかし申し訳なさは痛いほど伝わった。私に義理人情の厚い人物なのだという印象を与えるには十分な言動だった。
私は下の唇を噛む彼に問いかける。
「それで聞きたいんですけど、昨日の貴方の行動を一通り聞かせてもらいたいんです。何か手掛かりが掴めるかもしれないので」
丁寧に言葉を選んで質問を投げかける。もし彼の気に触れるようなことを言えば私の欲しい答えを聞かせてもらえないかもしれない。
返事を待っていると彼の口がゆっくりと開いた。
「別に構わないが、一つだけこちらも質問をしてもいいか?」
予想していたうちの一つの言葉が返ってきた。私は首を縦に振る。
「彼女…山中には聞いたか?」
やはり、と心の中で眉を寄せる。私の中の疑念が確たるものへと化した。彼は彼女と何らかの関係があると見て間違い無いだろう。先ほど聞いたあの文言を彼に送る。
「ええ。彼女にはもう既に今回の件について聞きましたよ」
丁重な物言いで答える。同時に満面の笑顔を彼へ向ける。満面であるのは少し違和感があるかもしれないと考えたが、トウジョウ先輩なら気に留めることはないだろう。恐らく与えられ過ぎた好意に疑念を持つような人ではない。
癖でやり過ぎてしまった笑みをそのまま前へ向ける。
笑顔で閉じてしまった目を薄く開け彼の顔を見てみる。
「そう…か。いや、特に他意はないんだ」
どこか悲しいような、安心したような。はたまた覚悟がついたかのような顔をする。他意がない事は嘘だと分かるが、どういう心境なのかはその顔からは読み取れない。分かりやすい人だと思っていたが唐突に分かりにくい顔をしだした。
私の頭の中の仮定が少し程崩れてしまう。しかしまだ落ちきってはいない。
私は動揺を顔に出さないよう言葉を練り出す。
「そうですか。それで、昨日はどのような…」
「ああ、分かった。昨日何をしていたか話そう」
思い出した素振りをして彼は昨日の行動を一通り話し出した。
これからの話をよく聞いて脳裏に焼き付けなければならない。私はこの後一人で推論を立てなければならないのだ。何一つ聞き残しなんてしてはいけない。自分で自分の心に圧をかける。
緊張感によって出た唾を飲み込み、彼の隣の席へ腰かける。肘を腹元に付けながら手を膝に差し出す。深呼吸を一つして彼の口元へ目をやる。
頭の中で己の耳を彼の口元まで伸ばしてから、今から話し出す肝要な言葉に耳を傾けた。
「昨日の朝は普通に学校へ行って、そっからもずっと授業を受けてって感じだな。昼飯は友達と教室で食べて、そっからまた授業受けて。
放課後も部室へ行って着替えてから走っただけだ。その後も…特に何もなく帰ったな。多分さっき聞いただろうが、その後はそのまま山中と一緒に帰ったぞ」
至って変なところはない。先ほどの彼女の証言と食い違っている部分もない。しかし私の疑問は晴れることなく、一つの問いを彼へ投げかける。
「なるほど。そういえば、昨日の放送がかかった時は何を?」
そう問うと彼は片方の手のひらにもう片方の手を置く。そして目を開いて話し出した。
「ああ!そういえば、放送がかかった時に保健室へ行ったな」
「保健室?」
また出てきた突飛なワードにおうむ返しをする。これでは人間ではなく文鳥になってしまう。これ以上面倒事に巻き込まれないのならそれも悪くないのかもしれない。
馬鹿げた妄想に少し耽るも、私ならすぐ他の生物に食べられてしまうだろうと現実へ目を向ける。
トウジョウ先輩は放送を聞いて保健室へ行ったと言う。それだけでは何も分からないため彼が話しだすのを待つ。
「ああ、昨日の放送で耳鳴りが起こってな。どうやら機材トラブルだったらしいが。それで少し気分が悪くなってしまったんだ」
機材トラブル。そんな事山中小春は言っていただろうか。
新たな情報を脳に馴染ませながら話を整理する。
昨日部室へ行った山中小春は鍵を取りに職員室へ行き、再度部室へ向かった。その時にはトウジョウ先輩が部室についており、鍵を開けて部室に入ると彼らは着替えてグラウンドを走った。その後、山中小春は一度放送室へと向かい放送をかけた。それによりトウジョウ先輩は耳を痛めてしまい保健室へ向かった。
まとめるとどうも怪しい点がある。トウジョウ先輩が保健室に行った点だ。果たして本当に彼は耳鳴りを感じて保健室へ行ったのか。今の話を聞く限りそれが一番遠島の学生証を取れるチャンスである。
私はそれを確信づけるために彼へ問うた。
「それは本当に気分が悪くなって保健室へ行ったんですか?」
そう訊くと目の前にある顔は次第に不機嫌そうになる。
「それは…俺が遠島の学生証を取ったって言いたいのか?」
愛想のない顔をする彼を見ると怖じ恐れてしまう。そこらの不良なら一蹴してしまいそうな圧を感じた私は本日何度目かの冷や汗をかきながら弁明を図る。
「いや、そういうことではなく。ただ、こういう証言はアリバイがないと少し確実性に欠けますので…申し訳ありません」
だいぶ下に出てみるが、どうも私が言うと嘘くさくなってしまう。おまけに完璧な仮面であった満面の笑みも少し崩れてしまった気がする。
しかしトウジョウ先輩は何も訝しむ事はなく話し出した。
「そうか…まあ確かにお前の言う通りだな。今の俺はとてつもなく怪しいだろうよ」
手のひらを上に向け脇を閉めた姿で言う。少しばかり自嘲して話していた彼は徐々に真剣な顔つきになっていく。
「だが、俺は確かに気分が悪くなって保健室へ行った。それを見ていたやつもいる」
「見ていたやつ?」
少しの驚きで目を開いた。一体誰なのかと答えを待っていると視界の右側が動き出す。
「ごめん…あたしそういえば見てた」
「…」
もう少し早くに言ってほしかったものだ。これではトウジョウ先輩を疑った私が悪者みたくなってしまう。
私はバツの悪い顔でこちらを見る彼女に息衝くとトウジョウ先輩に頭を下げる。
「すみません。疑うような物言いをしてしまって」
「いやいや、疑いが晴れればそれでいいさ」
ガハハ、と口を大っぴらにして笑う。どこまでいっても優しい人だ。彼といると気持ちが和らぐ気がする。
とは言うものの、これでは犯人の可能性のある人物が諸共アリバイがあることになった。このままでは彼女の依頼は果たせそうにない。果たす義理もないのだが。
ただ、一度請け負ったものは最後まで面倒を見る。自分のポリシーを曲げるわけにはいかない。それさえ捨ててしまえば、自分を無くす気がしてならなかった。
もう一度顔を彼に向け直す。今度は上っ面の笑顔を剥ぎ捨て、彼の目を見る。
「トウジョウ先輩。やっぱり何か、隠してることとか…ないですか?」
「ちょっ…!アンタ何言って…」
遠島が驚きながら私の肩を掴む。私の発言を止めようとする彼女のことをトウジョウ先輩は手で宥める。
ゆっくり手を下ろし、膝下で手を組みながら言う。
「…というと?」
「山中小春さんについてです。彼女と何か、こう…共有している秘密とか」
言っている間に自信を失う。こんなものは根拠の何もないただの言い掛かりである。こんなことを聞いてしまっては人としてどうかと思われるかもしれない。
しかしなりふり構ってはいられないのだ。もうあと四日後には彼女、遠島の答案用紙が返ってくる。それまでの間に探さねば彼女の成績は大幅に酷くなるだろう。それは、部活動を今後続けられるかどうか、という程に。
私はふやけた言葉を固めるため、再度言い直す。
「何か、僕たちに隠している秘密なんかは無いですか?」
「…」
彼は静かに俯くと、しばらくの間顔を手で覆い出した。やはり言葉を間違えただろうか。
固唾を飲んでいるとトウジョウ先輩はこちらに顔をやり、手を離して、私の目を見て話し出した。
「俺が、どうしても犯人だって…そう言うのか?」
低音で話し出した彼に尻込みするも、すぐにその尻を上げる。
彼の声色、口調、そして周りの空気、その全てが怒りで満ちていると分かる。満ちている筈なのだ。なら何故━━━━━
「なんで…」
何故、彼はこんなにも安堵しているのか。
眉を顰め目を細めるものの唇は口角が少しばかり上がり、とても怒りを表しているとは言えない表情だった。
まるで、肩の荷が下りたかのような。
そんな顔でトウジョウ先輩は話し続ける。
「いやなに、こっちの事情だ。気にしないでくれ」
そういって目のゴミを取る素振りをする。目に異物感があっただけなのか、はたまた別の何かがあったからなのか。
少なくとも何もない筈はない。
そのまま彼は穏やかな声で話し出す。
「悪いが何も隠してることはない。今回の件については何も知ることはないんだ。すまんな」
そう形だけ申し訳なさそうに言う。
その優しい顔からは何か哀愁のようなものを感じる。きっと、遠島風華のことを想って哀しんでいるのではないだろう。もっと別の、複雑なもので哀しんでいるのだ。
「そう…ですか…」
気まずく言う。気を遣っていることが明け透けな返答に彼が優しく応答する。
「ああ。俺も山中も無関係だ。これでいいか?」
ええ、と首を軽く縦に振るも、内心ではあまり良くはない。結局この質問は私の謎を増やしただけの、ただのフラストレーションを溜める行動だったのだ。
ハハ、と笑いになっていない笑いを浮かべながら、トウジョウ先輩は遠島と話し出す。
彼と同じように複雑な気持ちになりながらも、確信的な思いを胸に抱く。
今までの根拠のない仮定も、これにて絶対的なものとなった。
間違いない。
彼、トウジョウ先輩は何かを知っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます