おもい、捧ぐ。

天照うた @詩だった人

短いけど、伝えたい。

 ――私の友達で、親友で、大好きな人に捧げます。


 人間関係って、難しいよね。

 人と人って、結局わかり合えないからさ。


 応急処置の人間関係。

 きっと、それは正解。

 誰もが自分のこと、傷ついて欲しくないなって思ってる。他の人にも思うかもしれないけどさ、自分が一番になっちゃうのは仕方のないこと。


 世界は『少数の犠牲』と『多数の幸福』で成り立っている。

 みんな、幸せそう。笑ってるし、心も打ち明けられるし――なんて、そんなわかりきったハッピーエンド、存在しないんだよ。

 世界に犠牲者がいるのは当たり前。それが社会のルールだし、大勢の人は事実に目を背けながら日々を生きてる。


 でもさ、きっとその『裏』を考えちゃうときとか、あるんじゃないかな。

 この人は私と居て幸せなのかな? とか、これは笑顔なのかな? ……とかって。

 あなたは、優しいんだよ。

 全ての人が補い合って、必死に作り出している『日常』ってあまりにもあっけないよね。どっかつついたら、すぐに壊れちゃうような。

 そんななかで、日常が壊れるかもしれない『裏』を見れたあなたはほんっとうに心の底から優しい人間なんだと思う。


 私たちの学校の『二人組ルール』。あれ、本当にどうかって思うよね。絶対に誰か『犠牲』、でちゃうもん。

 そんな些細なことだって、あなたは辛いんじゃない?

 あれがあることによって、もっと『誰かと組まなきゃいけない』って思っちゃうから。


 ……でも、あなたは愛されてるんだよ。

 現実リアルでもめっちゃ元気で可愛いし明るいし頭いいし、本当に大好き。友達だってたくさんいるし、みんなから信頼されてる。

 ここでだってそうだよ。フォロワーさんもたくさんいるし、コメントも多いし、なによりいい作品ばっかりだし!


 みんなに、愛されてるんだよ。少なくとも私は、君の隣に居たい。



 ちょっとだけ、寂しいです。

 私がここで自由に活動できてたのは、本当に君のおかげだから。


 君が私を助けてくれたから、今度は私が君を助ける。

 私の言葉なんかで、世界が変えられるわけない。だけど、伝えたいんだ。


 ――『おかえり』って言える時を、待ってるよ。

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