ゼロサムゲーム

AI による概要

ゼロサムゲームとは、ゲーム理論において、参加者の得点(利益)と失点の総和が常に「0」になるゲームのことです。つまり、ある人が得点を獲得すれば、他の人がそれに相当する損失を被るため、全体の得点合計はゼロになるというゲームのモデルです。


例:外国為替取引、ギャンブル(競馬、競艇etc.)、ボードゲーム(囲碁、将棋etc.)


 一方の利益が他方の損失になる。

 全体で見ればプラスマイナスゼロになる。といった特徴がある。


 現実社会のほとんどは、非ゼロサムゲーム。他人に勝つ事ばかり執着せず、互いにwin-winになる方法を模索することに注力すれば社会は良くなるんじゃない?チャンチャン。



 とゼロサムゲームの説明はここまでで、本当に紹介したいのは、このゼロサムゲーム(正確にはゲーム理論)の生みの親、“ジョン・フォン・ノイマン”さん。

 狂犬ちゃ~ん。は~い!人類史上最も天才だと思われる人物を10人挙げよって言われたら確実に挙げられるであろう人物の中で誰が好き~?

 ラマヌジャン。よりもノイマン❤


 この人、現代コンピュータの父と呼ばれてる人で、コンピュータが出来た時、「俺の次に計算が早い奴が出来た」って言ったとか、本当は言ってないとかで有名な人。他にも、近代数理経済学の父で、人工生命の父で、気象予測の父で、冷戦科学技術政策の父で、ゲーム理論の父で、水爆の父で、他にも数学とか、コンピュータ関係の難しい単語のお父さん。


 功績もさることながら、逸話の数も半端ない。

・八桁と八桁のかけ算及び割り算を暗算で行う。

・幼少期に家庭教師たちに仕込まれたドイツ語、英語、フランス語、イタリア語の他、(中略)7つの言語を扱うことが出来た。

・3ヵ国語で同時にジョークや猥談を行う。

・オンケンの『世界史』全44巻を読み終え、10歳にして、現在の出来事と歴史上の出来事との間の類似点を指摘したり、両者を軍事戦略や政治戦略の理論と関連付けて論じることが出来た

・ある時、ハーマン・ゴールドスタインがフォン・ノイマンの能力を試してみようと、ディケンズの『二都物語』の冒頭部分を言ってみてくれと頼んだところ、一瞬もためらうことなく第一章を暗唱し始め、もういいと言うまで10分か15分間暗唱し続けた。(wikipediaより抜粋)

 

 これで、wikipediaにある逸話の1/3くらい。


 何故、こんなにも逸話が多いのかというと、功績が他分野に渡ってとんでもない数あるというのもあるのだが、ノイマン自身がジョークや下ネタ好きというのも関係していると思う。


 要するにノイマンは、天才にありがちな、偏屈で頑固で内向的で、社会性に乏しくて、プライドが高くて、自己中心的で、研究のためなら如何なる犠牲も厭わないマッドサイエンティストー!みたいな人達と違って、非常に社交的で、ユーモラスな人間だった。そんな所が好き❤


 まぁ、原爆作って日本に落としたんですけどね。「マッドサイエンティストじゃねーか」と突っ込まれそうだが、彼は非常にリアリストで、「ヒトラーが先に原爆を作ったらどうなる?」という仮定に合理的な答えを出しただけ。彼ほどの天才が予想した未来だと、一概に否定出来ないよね……。少なくとも、自分の理論を証明するためだけに大量殺人兵器を作るマッドサイエンティストとは一線を画している。

 ちなみに、原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーさんが原爆作った時のセリフがこちら

“Now I am become Death, the destroyer of worlds."

(「今、私は死となり、世界の破壊者となった」)

 THE・マッドサイエンティストwしかも、周りの研究者たちの反応は、「今、あいつIって言った?weじゃねぇの?手柄独り占め?」だった。なんて逸話も。


 ジョン・フォン・ノイマンさん、逸話の宝庫なので、興味を持った方は是非、youtubeやwikipediaで調べてみてください。


 話は変わるが、我が家は犬を飼っていた。1代目は私が生まれた時から飼っていて、最初は兄の様に、私が成長してからは友達の様に暮らしていた。2代目は弟の様に。どちらも海外の学者から名前を取ったトイプードルだった。3代目も飼いたいなぁ。3代目を飼ったら、息子の様に接する事になるのだろうか?ノイマンが原爆作ってなければ、絶対、ノイマンって名前にするのになぁ……そしたら、俺は現代コンピュータの祖父に……

 





 

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