光へ繋がる騙し絵

ただ夜風を浴びているようだった

そのために生きているようだった

すぐそこに夜がある


景色だけを眺めてる 記憶の代わりに

意味不明な言葉にして貴方に届けよう

意識不明な私を眠らせたまま いつか紐解かれて、意味があったと

星は騙し絵 私を騙してる 繋がれないのに繋がってる

わからないのなら手放さないで

此処からは無いものが良く見える


貴方には私の心がある

私は、きっと過去、自由だったんだ

だからまた貴方と自由になる

きっと大切なんて言えないの、だからせめて大切を生きたまま選んで行くの

どこまでも行くの

辿り着いては着けなかった完璧に揃えれた途中のまま終わる物語



ただ川面が揺られてる夜だった

そのたびに輝きを増す街だった

すぐそこに夜がある


吐息だけを集めてた 追憶の代わりに

意味のない詩にして貴方に届けよう

意味不明なことを眠らせたまま いつか引き連れて、意味があったと

星は騙し絵 私を騙してる 繋がらないのに繋がってる

わからないのなら繋がらないで良いって

此処からは無いものが良く見える


貴方には私の心がある

私は、きっと過去、自由だったんだ

だからまた貴方の自由になる

きっと大切なんて言えないの、だからせめて大切を生きたまま選んで行くの

どこまでも行くの

辿り着いては着けなかった完璧に揃えれた途中のまま終わる物語



路地裏で私の過去と出会う

雲が時を動かせる 動いている、守るように敬うように、動けなかった私を看取るように

遂に溢れた体から流れる綿や汗、夜や星座に繋がれだす

縛られたように動く私も、輝かずとも輝き出す

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