豊かな言葉が心も豊かに

この作者の短歌はどれも好きなのだが、その中でも特に気に入った一首を紹介します。

不安不安ふあんふあんのファンファーレ奏でる度に強くなれたら

「ふあん」を五回も繰り返したこの短歌は、リズミカルなのもさることながら、共感性も高い歌だと感じました。