最恐の怪談、「牛の首」をゆったり解説!

K音と早Aのオカルトゆったり解説チャンネル より


まったり靈夢:魔梨沙、また怖い話がききたいわ。

まったり魔梨沙:いいぜ。どんなのがいい?

まったり靈夢:うーん。「姦姦蛇螺」は面白かったけど、最後はみんな助かったでしょ?それに怪異に襲われたのはダメって言われた場所に入ったからだし。「きさらぎ駅」みたいな後味が悪くて、もしかしたら自分も同じ目に合うかもしれないっていう怖さがあるのがいいわ。

まったり魔梨沙:靈夢は注文が多いな。なら今日は「牛の首」について解説するぜ。

まったり靈夢:お願いします。

まったり魔梨沙:その前に確認だ。牛の首は最も恐ろしいと言われている怪談で聞いたものは死んでしまうとされている。それでも解説を聞きたいか?

まったり靈夢:ええ…。脅かさないでよ。大体それならなんで魔梨沙は生きているの。おかしいじゃない。

まったり魔梨沙:はは。まあそういうことだ。あまりにも恐ろしいので聞いた人がみんな亡くなってしまって、今は誰も内容を知らずタイトルだけが伝えられている、というのが牛の首の内容だぜ。

まったり靈夢:ああ、なるほどね。なかなか面白い怪談じゃない。

まったり魔梨沙:とまあ、流石にこれだけだと尺が余るので牛の首の内容だとされているものを紹介していくぜ。

まったり靈夢:いや、聞いたら死んじゃうんでしょ?なんでそんなものがあるのよ。

まったり魔梨沙:ネット上にはいくつか牛の首の本当の内容だとされる話があるんだぜ。きっと聞いているわけじゃなくて読んでいるだけだから平気っていうことだろう。

まったり靈夢:そんな無茶苦茶な。…




怪獣を科学する ~生物学、物理学、民俗学からの怪獣分析~

著:川島 優介 散和社 2020年 


…多くの怪獣は海あるいは地下から現れるが、これが世界各地の神話の竜伝説に見られることは前述のとおりである。では本邦にもこのような神話伝承は存在するのだろうか?

(中略)

神だけでなく妖怪にも海から現れ災厄をもたらすモノは存在する。最も有名なものは牛鬼だろう。牛鬼は昨今の妖怪をモチーフにしたゲームやアニメでも頻繁に登場し、大抵は恐ろしい敵役として描かれる。伝承でも坊主数十人を喰い殺す、軍隊と渡り合う、大きさは数十mにもなるなど強大な妖怪とされており神として信仰されている地域すら有るほどだ。しかし牛鬼がなぜ海と結びつくのか疑問に思う人も多いかもしれない。

最近の創作物ではあまり反映されないが、実は牛鬼は海岸や湖などから現れるとされ、さらに海から上がってくる巨大な生物の総称として牛鬼という名前を使うことすらあったのだ。また現在の牛鬼の姿と言えば頭部が牛、下半身が蜘蛛というものが一般的だが伝承では牛の頭を持つ龍やクジラとされることも多い。

しかしその一方で人に危害を加えるばかりというわけでもないようだ。触ると健康になるとされる赤いヨダレ掛けをつけた牛の石像、撫で牛の正体であるとされることや悪霊を追い払う神、牛頭天王と同一であるという考えもある。このあたりも街を破壊するだけでなく、他の怪獣を倒して地球を救うという怪獣映画にお決まりのパターンに似ているかもしれない。…




“妖怪は零落した神である” 柳田國男

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