第4話 憎死考憎悪呪
人を恨む時どういう考えになるのか
人を恨む時
それ相応の出来事があるであろう
たとえば
大事な人を傷つけられた殺された
何かをされた何かをした
何かを言われた何かを言った
何かを見た
取られた知った嫉妬反感
そんなものだろう
人が思う憎悪は相手が何かをした
相手のことを考えているからである
相手のことを深堀していると
自分の方が悪いことをしているんじゃあないか
そう思い返すこともある
相手を探ると
別に自分に関係なかった
そんなこともある
だが相手が悪くて
理不尽に自分を責めているのであったら
それ相応の憎しみだろう
そうなると相手を殺したくなる
相手は殺されると思っているのか
きっと思ってないことが多いだろう
その方が相手を油断できるから
だが考えてみろ
そこで殺してしまったら
相手を苦しめることは出来ない
だが相手を殺したい
肉体的に殺すか精神的に殺すかの違いである
肉体的に殺すのは簡単だ
溝内や心臓にナイフを一刺しだろう
だが満足はしないかもしれない
自分が欲しいものは何かにもよる
謝り土下座や相手の屈辱を見たいのであったら
精神的にするのがいい
刺殺し相手の死に様を拝みたいのであれば
肉体的に殺すのを勧めよう
肉体的にするのは速く
すぐに終わってしまうことが多い
精神的にするのは遅い
少し時間がかかるそれか
長い時間がかかることが多い
相手を追い詰めるからだ
肉体的にも追い詰めることはあるが
精神的に追い詰める時は
少しずつ追い詰めた方が
心に来る
人間心理に追い込むのだ
呪など憎みなど
持たない方がいいものも
持つ方が人間らしい
ない方がいいものがあった方が
人間らしいのが人間だ
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