第5話 一哲学加ン戸学問

200年前に現れたとされる「カント」という

人物をご存知か?

ドイツから来た学問の定義を変えた人物だ

我々が学んできた学問はカントから来たと

言っても過言では無い程である

今回は「哲学」と「学問」についてだ

カントが来る前は

この世界を超えた世界はどうなっているのか

そのようなことについてに悩んでいた

この世は髪が全て作り上げた、

この世界はただの夢か何かなのでは、

死後の世界というものはあるのかなど、

我々の見ている世界を超越した世界について

あるいはVRなどを着けた謎の空間にいる人物

が見ている世界が我々の世界で

我々が死んだら謎の空間に居る人物画目を覚ますのではないか、

あるいはこの世界は常に5分前にできた

ものであり、5分前以前の記憶、出来事は

後から脳みそに植え込まれたんじゃあないか

など、他にも沢山の想像をしていた

これは学問をしている人のみではなく

普通に生きている我々も1度は考えたことがあるのではないだろうか

しかしカントはこの話について考え悩んでいる人々を一言で論破した

「そんな話をしていても答えは出ない」

小学生の口喧嘩でも出てきそうな言葉だが

これがどういうことか、と言うと

カントはこれらの事を

「否定している訳では無い」ということだ

もし死後の世界があったとして、

それは我々が死ななければ見ることは出来ない

我々は今の時点でそのことを知ることは出来ない

だからこそ死後の世界などが「ある」とも

「ない」とも言えない、

だからこそそんな無駄なことを考えずに

もっと有意義なことを考えろということだ

そう考えた時にカントは

我々が知ったり考えたりすることについて考え

論文として述べた。

それは、我々は耳や目などの五感で外部の情報を

入れて精神に情報がたどり着き

それを元に知ったり考えたりするのだ、と

それは皆が知っていることで当たり前なこと

そう思うかもしれないが、それを通すと

我々は耳や目から通る情報で思考する

だから目や耳からなければその事について

分からないということだ、

死後の世界の音や死後の世界を見てないので

その事について考えることは不可能ということだ

もし刃物などがあったりして

目が「これは鋭くて危険だ」と判断すると

精神、脳が「なるほど、これは危険なのか

ならば触らないようにしよう」と思考する

そうすると行動に移しそれを避ける

逆に目が意地悪をして「これは柔らかくて安全だ」というように判断してしまうと

脳が「そうなのか、だったら触っても

大丈夫だな」と考え触ってしまう、という訳だ

我々は五感に依存して五感を通さないと

考えることが出来ない訳だ

これを言い換えると

「五感が感知できない領域の情報を我々

は知れない。」ということだ

我々は死んだらどこに行くのか、

死んだらどうなるのか、天国、地獄、

どこにも行けない、それのどれにも返事が出来ず

「分からない」と言うしかないのだ

そうして学問の「五感で知れること」と

「五感で知れないこと」がくっきり分けられた

そうしてカントはこう釘付けた

「超次元ではない、五感が情報取得をできる

範囲の学問こそが化学だ、」と

その中でもう一つの区切りを

カントは考えるのだ

それは何かと言うと「意思」である

意思というのは人間だけではなく

他の生物にもありうるものであり

皆共通にあることを知っている

意思というのは五感では分からないものであるが

それはちゃんとあるものであり

それは化学や学問とは全く違う次元であると

カントは考えたのである

例えば包丁があり、それをどうするかと聞くと

ある者は「持ってみる」と答え

ある者は「投げよう」と答え

ある者は「危ないので触らない」

ある者は「持って帰ろう」とする者も居る

このように、意思は化学のように

皆共通の正解を見出すのは難しいとされます

そこでカントはこの「意思」をどうするかに

ついてこう言いました

「全ての人がその行いをしても世の中が壊れない

行いをするべきだ」と

例えば包丁が落ちてたとして

これを触らないようにする、又は

これを安全な場所に退かす、というのを世の中の人がやったとして、世の中は壊れないが

包丁が落ちていてそれを投げるというのを

世の中の人がやったら世の中は壊れてしまう、

そういう考えだった

これによりカントの定義について考える人

我々が知っている科学者や哲学、論理学者なとが

他にも色々なことを今世に残してきた、

という訳だ。

今回は前とは違い少し学問じみたが

皆もちゃんと自分の意思で

自分の頭で考え行動するようにしよう

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自身知考思考話 雨宮 治 @coha3141

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