概要
逃げる。
「初めまして、わたくしカリフラワー星人保護団体の者ですが」
深夜一時。異常者が僕の家を訪ねてきた。
どうやらそいつによると僕はカリフラワー星人と地球人のハーフらしい。
そして僕は、地球から逃げることを持ちかけられた。
深夜一時。異常者が僕の家を訪ねてきた。
どうやらそいつによると僕はカリフラワー星人と地球人のハーフらしい。
そして僕は、地球から逃げることを持ちかけられた。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!逃げたって、間違えたっていい。
主人公・藤田は、常識外れの時間の不審な訪問者に
・(半分)カリフラワー星人という名の異星人であるという宣告
・他の惑星への移住の提案
を受けた。
引き気味かつ半信半疑(よりも疑う気持ち強め)の藤田をよそに、カリフラワー星人は勧誘を続ける。
藤田が最終的に下した決断と、そしてその決定打となったのは?
人は、無理矢理こじつけてでも理由を欲しがる生き物だ。
放っておいたら理屈を捏ね出すどうしようもない生き物だ。
(もしかしたら、異星人もそうかもしれない。)
表面上だけでも同じなら、似た部分が多いなら、その集団にいるのが安全安心なのかもしれない。
しかし、愛する世界は理由や理屈だけで出来ているわ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!自分だけじゃないという安心感
「周りと違うと、社会に馴染めない」と感じている主人公・藤田。彼のもとに、訪問者が現れる。時刻は深夜の一時。あまりにも怪しいがすぎる。
しかも、開口一番に「カリフラワー星人保護団体のものです」。呆れ半分で問答していると、カリフラワー星人はとうとう藤田のもとへ。
なぜ、カリフラワー星人は藤田の元へやってきたのか。その理由とは。また、星人は藤田にある選択をせまる。藤田の出した答えとは……?
ホラー的にならないどこかコミカルなテンションと、独創的なカリフラワー星人の姿が印象的。
本作が問いかけているのは、人間個々人の社会での「居場所」の問題だ。それは「彼女」の口を通して語られる。自分だけじゃな…続きを読む