第7話 朝日が昇る

どれほど経っただろうか。

気づいたら僕達は眠っていたようだ。


朝日が昇った。

ふと時計を見ると、まだ6時だった。


「んぅ……かなたぁ……すぅ……」


起こしたかなと思ったが

玲の寝言だったようだ。


カーテンの隙間から朝日が差し込み、

玲の顔が照らされる。


「!!」


照らされた玲の顔はまるで宝石の様に輝いていて、

天使のように可愛いらしく

語彙力なくなってしまう程だった。

これは玲と付き合ったからそういう感想を

抱いているのではなく、誰もがそう思うだろう。


「可愛い…………触っても怒らないよね…?」

そういうと僕は優しく玲の頬に触れた。


「柔らかい…ずっと触ってたい……はぁ…」


僕は豆腐の様に──もはや液体ぐらい──

柔らかい、玲の頬に触れ続けていた。


「んぅ…ふわぁぁ……かなた……?」

どうやら起こしてしまったようだ。

「ごめん、起こしちゃったね。」

「かなたぁ……ぎゅーってして?」

「……まだ寝ぼけてるの?」

「むぅ……寝起きなら聞いてくれると思ったのに。」

「とんだ賢い策略だこと。」

これからの将来この策略をかわしていかないと

いけないみたいだ。


「そろそろ朝ご飯食べる?」

「食べるー!」

「わかった、すぐ作るね。」

「私も作る〜!今日ぐらいいいでしょ?」

「しょうがないなぁ、今日だけね。」

そうして、僕たち二人で朝ごはんを作ることに。


とりあえず、朝は凝ったものは作れないから、

卵焼きと味噌汁とご飯を作ることにした。


「玲は豆腐切って、僕はその間に出汁を

取っておくから。」

「わかった〜。」

そうして朝ごはんを作り始めた。


「こうして見ると私たち夫婦だね。」

「……そう?」

「あれ?顔赤いよ?もしかして照れてるのかな〜♡」

「別に照れてない……///」

「ふふっ♡可愛い♪」

からかうのも程々にして欲しい。


朝ごはんができ、二人で食べ始める。

「「いただきまーす」」

「ん〜!今日の朝ごはんは特別美味しい♪」

「そうですか、それは良かった。」

「ふふーん、いいものも見れたし♪」

「いいものって?」

「な〜いしょ♪」


どうやら教えてくれないようだ。

いつか絶対聞き出してやる……

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