第2話 同棲………?

僕は彼女を家に招待することになった。


「そういえば名前聞いてなかったね。私、天野玲。君は?」

「僕は黒瀬叶多高校2年生だよ。」

「え〜!!私と同い年だぁ〜!」

と言う軽い自己紹介しながら歩いた。


正直、彼女がこんな明るく話をするとは思わなかった。

あと、同じ高校に通ってたらしい。


しばらくすると白い大きめの家が見えてきた。

それが僕の家だ。両親が社長と外交官に就いているので

意外と僕の家は裕福なのである。


「ここが黒瀬君の家?」

天野は興味深そうに首を傾げて聞く


「そうだよ。立派だろう?」

ここに来たんだから家に決まってるだろうと

思いながら答える。


見とれている天野を中に入るよう促して

家に入る。ちなみに一人暮らしだから

家には誰もいない。ちなみに想像しているような

押し倒すような展開はおきない。

僕はそこらのテンプレ展開は辿らないはず。


     ◇


「お邪魔しま〜す。」

彼女はそう言うときちんと靴を揃えて家に上がる

意外と教養はあるようだ。


「いらっしゃい、何もないけどゆっくりしてね。」

一応、客人なのでお茶をだすことにした。


「ねぇねぇ黒瀬君、これからここが私の家なんだよ ね。信じられないなぁ。」

「ん?え?何言ってるの?今日だけ泊まるんじゃ……?」

「え?ずっと一緒にいるんじゃないの?」


どうやら彼女は言葉足らずらしい。

まぁ住まわせても支障はないだろう。


「しょうがないからここに住んでもいいよ

 ただし、次から説明はちゃんとするようにね。」

「わかった!次から気をつけるね。あと、ありがとう。」


彼女は心から笑って感謝を伝えた。

その目尻は光っていた。


それから、住むにあたっての条件を言った。

家事をある程度すること。

学校に行くこと。

学校では一緒に住んでいることを言わないこと。

この3つは守ってもらうよう約束した。


そうして、彼女との同棲(?)が始まった。

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