第Ⅰ章 第20話

「そう簡単に退く気は無いよ」

アベンチュリンさんはそう言った。


「そうか・・・。だが・・・敵は私だけでは無いぞ」

ファントムアメシストはそう言った。


すると「そうそう、私達の事も忘れて貰っては困るわ」

そういい姿を現したのは一人の女性だった。


「お前は・・・モルガナイト!?何故、君がここに?」

そう驚きを隠さずにそう言ったのはゴジェナイトさんだった。


「そんなに驚く事かしら?ゴジェナイト」

そう言ったのはモルガナイトと呼ばれた女性だった。


「まさか、君まで僕達を裏切っていたなんてね?


君の狙いはやはり、翠桜様なのか?」

ゴジェナイトさんはそう聞いた。


「そうよ・・・。私達はずっとあなた達を裏切っていたのよ。


それに彼女は殺さなきゃいけないのよ。

貴方達には彼女が必要不可欠な存在だけどね」

モルガナイトはそう言った。


「・・・如何言う事だ?」

ゴジェナイトさんはそう


「わざわざ、貴方に教える義理は無いわ。


悪いけど、貴方の相手は私では無いわ・・・。

ブラックパール、お願いね」

モルガナイトはそう言うと姿を見せたのはもう一人の女性だった。


「ゴジェナイトを相手にすれば良いの?モルガナイト」

女性はそう聞いた。


「ええ、お願いね。私は本命の彼女の方に行くから」

モルガナイトはそう言った。

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