第14話 平穏な日々

真衣さんが来てから数日、あれから特に体調を崩す事もなく家事などをこなして志保さんと生活している、日に日に志保さんの甘えてくる回数が増えて家にいる時はずっとべったりしてくるから中々家事が進まなかったりする、けど自分のことをこんなに思ってくれる人の事は大事にしたいし俺もそんな志保さんのことが好き。

好き、今好きって思ったの?

正直自分の気持ちが好きというものなのかよく分からない、今まで恋なんてした事なかったし告白もされた事がないから、けどもしこの感情が好きというものなら悪くないかもしれない。


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「おーはよっ」


「びっくりしたぁ真衣毎回私の事驚かそうとしてるでしょ」


「だって反応おもしろいんだもーん」


「いつかやり返すからね」


「受けて立つよ〜で最近は莉央くんとはどうなの?」


「気になる?気になるよね〜」


「ウザ、やっぱいいや」


「最近莉央くんも私に気を許したのか前よりもいっぱい甘えさせてくれるようになったんだよね♡けどまだお風呂は一緒に入らせてくれないんだよね、もしかして私嫌われてるの!?」


「嫌いだったら甘えさせたりしないでしょ、というかお風呂は結婚してからやりな」


「け、結婚!?そんな真衣ったらまだ莉央くんは高校生なんだよ?いやけど18歳になったらすぐに籍を入れた方がいいよね、同じ学校の人に取られたりしないよね!?」


こいつ人の話聞いてないな、そして案の定バカップルやってるし、うーんけしからんな。


私の前にも王子様みたいな人現れたりしないかなー?

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