まるで“いくら丼への恋歌”そのもの。軽快なリズムと擬音が踊り続け、読んでいるだけで身体が揺れるような愉快さがある。いくらを主役に据えた世界観の徹底ぶりが逆に美しく、食レポでもなく歌詞でもなく、独自の詩的グルーヴとして成立しているのが魅力。読むとちょっと元気が出る、まさに“どんまい”を体現した一篇。
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