「おわっ！」

「へへっ」

「おまえ、また。。。」

その度に何かしらのいたずらを仕掛けてくる。

次はどんなトラップが、と暇潰し程度にある意味楽しみにはなっていた。

―　全く、ほんとにちび達みたいだな。　―

「なんか言った？」

「え？」

俺は心の声が出てしまっていたのかと焦る。

「んーん。何でもない。なんか聞こえた気がしただけ。」

「そ、そうか。」

内心ほっとしている。

が、それを顔に出すと自ら白状しているようなものなので、なんとか平然を装う。

今日も特に他愛もない話を、なんとなくだらだらと話をする。

「それじゃあ、またね。」

「おう。」

今気付いたが、話す時間はいつも大体３０分くらいだ。

それは、俺と会う時間の早い遅いに関係なく、だ。

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