第7話 いろいろ教育!

 結局、カレの腕の中で、裸のまま寝てあげた。


 目が覚めると樹はまた子犬の目をして、私の髪をいじっている。


「髪触るの、悪くはないけど…… ちゃんと手をキレイにしてから!


 じゃないとカノジョに叱られるよ」


 樹は…ますます切なそうな目をする。


「したいの?」


 カレ、頷く


「私と?」


 カレ、頷く



「ちょっと待って」


 私はお着換えで用意したものではなく、昨日洗ってバスルームに引っ掛けて干していた方の下着をわざわざ身に着けた。


「汚しても、ダメにしても全然かまわないから…… 脱がせる練習からしなさい」

 



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