概要
異世界で魔法を手にしましたが、前世の記憶と呪いもついてきました
誕生日に出会った不思議な石に触れた瞬間、実結は異世界へと転移してしまう。
目覚めたその世界で、彼女は『魔導師』として王と同等の権力を持ちながら、城の塔に幽閉されていた。
面会を許されたのは、他国の魔導師――クラウ、アレク、フレアの三人だけだ。しかし彼らは、何かを隠しているようだった。
実結は、百年前に起きた大災害と、世界の終焉を防ぐための『過去』を見せられる。
その記憶記憶はどこか懐かしさが残るもので。やがて彼女は、自分の中に『誰かの記憶』があることに気付く。
百年前の記憶と呪いが、実結を戦いの渦へと引きずり込んでいく。
目覚めたその世界で、彼女は『魔導師』として王と同等の権力を持ちながら、城の塔に幽閉されていた。
面会を許されたのは、他国の魔導師――クラウ、アレク、フレアの三人だけだ。しかし彼らは、何かを隠しているようだった。
実結は、百年前に起きた大災害と、世界の終焉を防ぐための『過去』を見せられる。
その記憶記憶はどこか懐かしさが残るもので。やがて彼女は、自分の中に『誰かの記憶』があることに気付く。
百年前の記憶と呪いが、実結を戦いの渦へと引きずり込んでいく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誕生日に現れた不可思議な光と、少女の迷い
<第1章・第1話「始まりの刻Ⅰ」を読んでのレビューです>
物語は主人公・実結の誕生日の朝から始まる。吹奏楽部の仲間たちとの日常的なやり取りを丁寧に描きながら、さりげなく学校や海沿いの風景、音楽室の細部が視覚的に広がる。文章は穏やかで整然としており、細かい心理描写や周囲の反応に微妙な揺らぎを織り交ぜることで、読者は日常の中の不穏さや、これから始まる物語の気配を自然に感じ取ることができる。
個人的に印象的だったのは、「この光はスマホなんかではない。スマホならば光が白い筈だ。不審に思いながらもその正体を探ると、緑にゆっくりと点滅を繰り返す小包が出てきた」という一節だ。日常の描写から突然異常が紛…続きを読む