第11話勝てない
僕は放課後、一人帰宅すると、玄関扉が開いており、不穏が押し寄せた。
玄関前で佇んでいたのは叔母だった。
「オバさん……佐渡さんを解放してあげて。お願い。ねぇ姉、僕はなにをされても構わない。でも……彼女は無関係だ。お願いだから——」
僕は彼女を見上げ、睨みつけ、懇願した。
「ふふっあははっ!私はただジェーケーと親睦を深めようとしてるだけ!けーちゃんが言うような怪しげなことはしてないよぅ、なぁ〜にムキになって。ただの貧血とかでしょ、あるある!」
「なに……したの、佐渡さんに?それははぐらかさないで」
「大したことじゃ無い。ほらほら、怖い顔せずに、上がってアイスでも食おうや!」
僕は叔母にはぐらかされ、片腕の手首を掴まれ、引き上げられた。
「ちょっ、ねぇ姉——」
僕は促されるままにカップのアイスを隣りあい、食べる。
叔母が僕の口に自身が食べていたチョコミント味のアイスを掬ったスプーンを突っ込んできた。
食べ慣れてなくて、咽せた。
「けーちゃん、これ苦手だっけ?ごめんごめん……嘉音ちゃんはあくまで知り合い、友人だよぅ。あんなことでそれじゃ先が思いやられるなぁ……まぁ、ゆっくり仲を深めていくからねぇ、安心して」
「母さんに言うからね、佐渡さんをイジメ続けるようだったら」
「おぅ〜怖ぁい。ふふっけーちゃんが脅すなんてそんな大事なセフレなんだぁ?」
「セフレじゃないから、佐渡さんとは!!」
「ははっムキになってるぅ〜!可愛い、愛してる!?」
僕は叔母に片腕のひとさし指で頬をぐりぐり押しながら、腕に弾力のある胸を押し当ててきた。
「今のねぇ姉は嫌い。離れて、ほんと!」
「うっわー、反抗期だぁ……哀しい、悲しいよぅ……それはそれとして、絶頂かせて今日も」
カットソーの首辺りを広げ、露出し、誘惑してきた彼女。
「シたら帰ります?」
「うん。うんうん、激しくシてくれたら帰る」
数十秒ほど逡巡し、僕は彼女のカットソーを脱がせ、表情を窺う。
「私のおっぱいを揉んで悦ぶけーちゃん、可愛いよ」
僕は勢いに任せて、ブラジャー越しに彼女の胸を揉んだ。
「はぁっんぅっ!イイよっ、怒りながらの強引なのも堪らないっ!!うぅ〜っんっ!あぁああっんぅっ、あっ、あぁあっ……んぅっはっ〜ぁあっ!」
叔母の大人の艶めかしい喘ぎに多少昂揚はした。
自室に映り、お互い全裸になり、ベッドの上で愉しませ、繋がりあい、絶頂きあった。
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