第35話紹介
1週間後、勝馬は退院した。
「おかん!仕事行ってくるわ!」
「あら、もういいの?勝馬。」
「あったりしきー!鉄仮面勝馬は無敵だよ~ん!」
「いつもの勝馬ね。この間はどうしたのかしら。」
「いいの。いいの。」
「ま、元気になってくれてなりよりだわ。」
鈴木警部補は勝馬と久しぶりに会う。
「おはよう。勝馬。もういいのか?」
「おっすー!元気バリバリだぜ!」
「良かった。ところで紹介したい人がいる。仕事帰り、
「分かった。」
(良美は、17才。急に大きくなっても、服のサイズはぴったしだろう。元の良美に戻ったとしても、死んだ良美とは他人のそら似として世間はとらえるだろう。秘密を言わない限りには。)
◇
仕事帰りー。
「お前ん
「そうだな。勝馬。」
2人は鈴木警部補の家へと足を運んだ。
「良美ー!ただいま。今日、お客さん連れて来たから。」
「えっ!分かった。お帰りなさい。」
「お邪魔しまーす。良美ちゃんて言うの?かわいいね。」
「そっそんなこと、、、ありません。」
良美は照れた。
「勝馬。からかうなよな。」
「ごめん。ごめん。この子?紹介したい人って。」
「そうだよ。立ち話もなんだから、リビングへどうぞ。」
「ありがとう。」
3人はリビングへと移った。
「私、お茶入れるわね。」
「お前。未成年、かどかわしたらいけねーぞ。」
「そんなんじゃねーよ。」
良美が用意したお茶とお菓子がリビングのテーブルの上に並べられた。
鈴木警部補と勝馬はありがとうと言って、座っている。良美もいえと言いながら座った。
「良美、この人は勝馬と言って兄たんの同僚で親友。」
「初めまして。勝馬と言います。」
「初めまして。良美です。」
鈴木警部補は勝馬に起きたことを良美に話した。
「、、、。酷い。許せない。ツタンカーメン!」
「勝馬も協力するって。良美、今まで起きたことを勝馬に話してもいいかな?」
「うん。」
鈴木警部補は勝馬に良美が何故自害したのか、そして再び生まれ変わって急成長しながらツタンカーメンに狙われていると。そしてラムセス2世が良美が特別だと言ったことや味方だということを。
良美が自害に至るまでのこと、早川町の出来事や悪しきゲームが人々を死に追いやったことなどを話した。しかし何故良美が生まれ変わって急成長して、こんなことになってるのか良美が元の歳になるまで分からないと話した。
勝馬は黙った。そして。
「はぁ。壮大な話だな。そんなことが、、、。」
「勝馬。驚かしてやってすまない。」
「何、謝ってんだ。拓哉。ツタンカーメン、恐ろしき呪いだな。しかし呪いなんかに負けてたまるか!許せねーよ!ツタンカーメン!」
「勝馬。」
「勝馬さん。」
「こっちは偉大なるファラオ、ラムセス2世がついてんだ!3人でやっつけようぜ!悪しきツタンカーメンを!」
「お前がいると勇気づけられるな。」
「私も。」
「まずは良美ちゃんが元の歳になるまで待つことだな。」
「そうだな。」
「私も自分のことを早く知りたい!」
3人は結託した。
「家の人は2人だけ?」
「母さんは、ツタンカーメンの犠牲になっている。意識不明の昏睡状態だ。ツタンカーメンの呪いが解けたら目覚めるだろう。」
「私のせいよ!」
「良美!良美のせいじゃない!ツタンカーメンの呪いのせいだ!」
「、、、。私、早く成長する。」
「良美、、、。」
「良美ちゃん、、、。」
「もう遅い。勝馬。また明日な。お互い、オフだろう。」
「ああ。」
勝馬は鈴木警部補の家を後にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます