タメ回・捨て回が無い。初手必殺技のモキュメンタリー・ホラー小説です。

普通のモキュメンタリー・ホラー小説にはタメ回・捨て回があります。
布石や伏線を張り、満を持して怪異を出す……しかし、濁唾濔蓏はそんなまどろっこしい事はしません。
第一話から凄まじい怪異が登場し、呪われ苦しめられた人々の切実な言葉が綴られます。
あまりにも生々しく、どこか懐かしいネット怪文書の数々です。