第3話

二度寝から起きると1回スルーしたDMに返事した

『ごめん今起きた〜!』

それだけ返信して携帯を閉じ、キッチンに向かった


ご飯を食べた後、また部屋に戻り宿題を始めた、

10分やったら5分休憩、みたいに決めてやった

5分休憩では、ネッ友とDMでメールをした

『何食べた〜』とか『おすすめの漫画とかアニメってある?』とかそんな会話をしながら


宿題が終わると、もうやるとがなったので、DMもしつつ、趣味のイラストを始めた、イラストは、書き終わったらSNSサイトによく投稿するようになった、それで反応を貰えるのがとても嬉しかった、いつも『上手い!!』『可愛すぎる!!』なんてコメントが来たりして、私の居場所はここなんだってそう思えた


朝起きていつも思う

『あぁ学校に行きたくないな』

そんなことを考えても、家にもいたくなかったから学校に行くくらいしか選択肢がなかった

家には、朝帰ってくる姉がいる私が学校行ってる間に帰ってくるので、ほとんほど合わないけど、私は姉が好きではない、姉はとても優しくてみんなに好かれる性格だった、成績も優勝ですごく頭もいい

それが私は嫌だった、家族は可愛くて頭もいい姉ばかり可愛がっていたと思う、私なんて気にもせずに


今日は日直だったのでいつもより早い時間に、家をでた

学校へ行ってる途中たまに思う

『線路にでも飛び込みたい』っと

もちろんそんなことはしない、ただ家にも学校にもいたくはなくて、消えた方がマシなんて考えてしまうからだ

でもまだ楽しいと思えることがあった、私でもいてもいいと思える場所があった、だからもう少し頑張ろうと思えた


学校につくともちろん誰もいなかった、日直だからって家を早く出たけど、理由はそれだけじゃない、姉が、今日は早く帰ってくると言ったからだ

早くでたおかげでいつもの2本早くててしまったけど、でも誰もいない学校はとても居心地が良かった

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