概要
壊したかったのは、世界じゃない。 ──誰にも届かなかった、自分だった。
ここは、偽りだらけの世界。
表では普通の生徒。
裏では、それぞれ異なる
“もう一つの顔”を持っていた。
偽りの世界に、いびつな感情が交差する。
混濁した記憶、禁忌の手段、
交わらない想い、暴かれる陰謀。
過去も、罪も、愛すらも──
すべてが、罰となる。
「こんな世界なんて、壊してなんぼだ。」
これは、誰よりも死にたがりながらも
生に執着する“✕”を抱えた存在達の、
交信の記録。
ディストピア × 群像劇 × 終末SF
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