第7話「クララの夢」

クララは精神的に落ち着き、母親を手伝っていました。

ヒャクとは連日会って色々な話をしていました。


クララはヒャクの目をじっと見つめて言いました。「私、バレエを諦めたくないの。踊れないなら、教えたい」

「じゃ、劇場に戻るのか」

「戻れないわ。解雇されたんだもの」


クララは「ここに教室を開いたらどうかと思って」

ヒャクはビックリして、

「こんな田舎に?生徒は来ると思う?」

「やって見ないと分からないわ」


クララの固い決心にタジタジするヒャクでした。

聞いて分かったのですが、可憐な容姿に似合わず、彼女は27歳。ヒャクより2歳歳上だったのです。


どうする?…しかし資金が必要だ。

貯金はあまりない。

父とやっている畑仕事で得られる金で、やっと生活しているのだから。


ここはなんとしても金の斧と銀の斧を売らなければ。彼女の為にも頑張ろう。

そうだな、コリに相談してみよう。

ところで、斧のカバーは出来たのかな。

お礼しなくちゃ。


(第8話に続きます)


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