第5話 入学式一日目終了!

好物のエクレアも食べて


至福のお食事タイムを終えて


お腹が一杯になった私。



入学式なので特に課題とかはないので


寝るまで暇なのである。



千里「何しようかな」


選択肢は何個かある


さっきやっていた落書きのクオリティを上げる


ゲームをやる


ラインをやる


まだ7時頃なので少し外に行くというのもある。



千里「うーん」


考えた末、ベッドに転がって


ひらめきを待つという新たな選択肢ができた。



そして、ベッドに転がって


今日の学校の回想を行っていた


先生優しそうだったなとか


校舎は新しかったなとか


クラスの雰囲気は良かったなとか


九十九ちゃんのこととか


これから楽しくなりそうだ。



転がって考えるのも飽きてきたので


私はゲームをやることにした。



今ハマっているのが


スピード感あるかっこいいネズミのキャラの


アクションゲームだ


曲とか最高なんだよね。



そのゲームを、夜まで楽しんだ


千里「おお、もうこんな時間か」


よしもう寝よう


明日は休みだけど、もう眠い


昼寝はしたけどまた眠くなった


育ち盛りだね。


そして、今日の回想をしながら


30分も立たないうちに眠りについた。



夢を見た、子供の頃の夢だ


今よりとても自然の多いところで、毎日毎日


原っぱに出かけて虫を取ったり


花を積んだり、オタマジャクシを眺めていたり


日が暮れるまで遊んでいた。


とてつもなく自由で


とてつもなく楽しい日々


悩みもなく


ただただ楽しいだけだった…


そして、夜中にふと目が冷めた


なんとも言えない気持ちになった


今楽しいと思えていた現実って本当に…



楽しい夢だったが


起きたら切ないような、複雑な気分になった


もう一度寝よう


寝れない…


少し暖かいものでも飲みに行こう


外を見た、深夜なのでいつもと違う雰囲気だ


怖いような…でもその怖さが


少しドキドキしたりもする複雑な気持ち…



キッチンで寝れるようにココアをいれる


キッチンの椅子に座って


外を眺めながらココアを飲む


ホラー映画みたいに人が突然出てきたら怖いだろうな


なんか想像したら本当に怖くなり


さっさとココアを飲み干して


自分の部屋のベッドに戻った。



そして、ココア効果かどうかは分からないけど


すんなり眠りにつけた。












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