第4話 母との夕飯!

夕方目が冷めた、中途半端な時間に


目が冷めたなぁ…今夜寝れるか心配


そう言えば昼ご飯食べてないなとふと気づく


そして、おもむろに冷蔵庫へ行く。



なんか美味しそうなエクレアがある


お母さんに許可を得に行こう


お腹が空いていたので


そしてお母さんのところへ小走りで行く


「お母さん、冷蔵庫にあるエクレア食べていい」


すると母は


「今4時でしょ、夕飯まで我慢しなさい


体に悪いわよ」


千里

「むぅ…」


「すねないの、後2時間ほどでしょ」


千里

「分かった、私のことを思っていってくれてるんだよねごめん」


「そうそう、いい子ね!」


確かに、ここで間食して夜ご飯食べれないと


深夜頃にお腹が空いてという悪循環だものね…



そして、小腹を満たすためにコーヒーを飲んで


空腹を紛らわすのだった


スキマ時間って、何をすればいいのか迷うもの


落書きでもしよう、


とりあえず好きなキャラクターでも描こう


絵は小さい頃からの趣味で


少しはうまいと褒められたことがある。


でもSNSで発表するほどのものじゃないんだよね。


といいつつ


今人気の「星の子」のイラストを描いている!


ああ時間が溶けるなぁ…


とあっという間に、夕飯の時間になった。


まあまあの出来か


ちょうど出来上がった頃に


お母さんの声が聞こえてきた。


「千里ぉー夕ご飯できたよー」


千里「待ってましたぁ!」


私は、居間に直行した!



そこには美味しそうなカレーライスが出来上がっていた。


千里「おぉーっカレーかいいね!」


母「まあね、しかも粉から作ったのよ」


母さんは、料理が得意で料理のうまさで


父親と結婚できたと言っても過言ではないと


いつも自称している。



母「父さん遅いらしいから先に食べていいよとのこと」


千里「そっか…忙しいんだね」


母「その頑張りで、こんな美味しいカレーが食べれるのだから


父さんには感謝しなきゃね」


千里「うんそうだね!」


私は、父さんの会社の方に向かって感謝した


母「あはは…!千里って本当に素直ね!」


千里「なんか変なことした?」


母「いやいや、そういうとこいいと思うよ、私は好き」


そして母は、カレーを私の前に差し出した。


千里・母「いただきます!」


そして早速一口


千里「おいしい!」


母「そうでしょ、我ながらおいしいわ…」


そういって、無言のままカレーを食べる二人


そしてそのまま完食する。


千里「ごちそうさまー」


母「おいしかったね!」


千里「さっきのエクレア食べてもいい」


母「あれは母さん用なのよ」


千里「えー残念」


母「うそうそ…千里用よ


入学式疲れて帰ってくるだろうと思って


買っておいたのよ」


千里「やったー母さんありがと!!」


そうやって、真金家の夕食は


平和に終わっていったのである。








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